文殊師利大乗仏教会
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グンタン・リンポチェ
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キーワード: グンタン・リンポチェ
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『水の教え』を読む
2020.05.27
貧しい賢者は静寂を求め、富める愚者は喧騒を求める
賢者の大半は貧しくなるだろう 愚かな者こそが財宝に富むだろう 濁って汚れた川の方が 蛙や蝌蚪や虫がより多い 65 賢者は、欲界で享受する物質的なものには背を向け、仏法と衆生のために役立つ活動をしているものである。だからこそ貪瞋痴の三毒の煩悩の発生源となる物質的な享受は禍いであり、 […]
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『水の教え』を読む
2020.05.26
娑婆世界で我々が享受するすべてのものは、過去の業に応じた果報である
貧困と富裕 冷静と粗暴 高貴と下賤 すべては過去の業に応じた果報である 水輪が攪拌されたことに対応して 山脈や陸地といった環境は出来ている 64 須弥山を中心とした娑婆世界である器世間はすべて業によって生成されたものである。仏教では因果応報を説き、世界の創造主の存在を認めていない […]
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『水の教え』を読む
2020.05.25
善業の水源は我々自身の精神的な現象にある
自ら徳行から退かなければ 敵たちでさえ打ち負かせない 湧き水は自ら枯れないのなら 地面に押さえられても止められない 63 仏教の業報思想を考える上で重要なことは、それが精神的現象であり、物質的現象ではないということがある。たとえば殺生をすれば、自らの寿命が縮まる、というが、これは […]
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『水の教え』を読む
2020.05.25
最強の軍事力を誇る真の勝利者、それが釈尊である
結局 敵の敗北と勝利を望むなら 徳行を成し遂げるのに励むべきである 大河を渡ろうとせんとする手段は 平地で舟を作ること以外にはない 62 自己破滅型の煩悩のすべては、他者をきっかけとして生じてくるものであるが、その破滅、悲劇は自らが味わななければならない。真の敵は、外にあるのでは […]
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『水の教え』を読む
2020.05.25
煩悩とは他者に対する、自己破滅型の思考である
他者が栄えるのを嫌う者は 自らの徳すらも喪失させる 激流へと飛び込んでしまうと 自らは死ぬが相手は無傷である 61 煩悩というのは基本的に自己破滅型の思考である。すべての煩悩は悪業の動機となり、苦しみしか生み出することがない。それらは他者との関係性のなかで「私」という我執を根とす […]
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『水の教え』を読む
2020.05.24
煩悩を制圧するためには、巧妙沈着な戦略が必要となる
たとえ敵を降伏させんとする時も ゆっくりと穏やかに振舞うべきである 静かに潜んで動いていく者が 魚たちを捕まえるのを見るとよい 60 チベット仏教は大変理知的で、日本の仏教に比べれば教義も大変複雑である。チベットの僧侶の方々から教えていただく仏教の教義は、理解するのも大変難しく、 […]
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『水の教え』を読む
2020.05.23
雑事に追われて自滅するより、のんびり賢く生きた方が楽しい
無意味な仕事に追われてしまい 自ら力を失うとも勇者とは言われない 水のなかに移った自分の姿に敵対し 飛び込んで死んだ獅子と同じである 59 権力者はその権力を維持するために、無駄な仕事に忙殺され、重要な仕事に取り組んでいければ、その権力は次第に脆弱なものとなり、自ら破滅へと向かう […]
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『水の教え』を読む
2020.05.22
堤の上を歩くことができる羊たちの群れ
いまだ大事に至っていない時 順次対策を講じておくとよい 堤防は先に作っておかなけば 増水した時に放流させがたい 58 十四世紀後半に活躍したジェ・ツォンカパは、自らを諸国周遊の徒であると述べているように、彼が修行した様々な僧院や招かれた様々な僧院に滞在しながら活動していたことが伝 […]
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『水の教え』を読む
2020.05.21
海の水は果てしなくあるが、私たちの存在には限りがある
どんなに広く権威が及ぶとも 得られる福徳には限度がある 海を自分の池に注いでも 限度を超えると溢れ出す 57 私たちは無限の過去から様々な業を積んでいるので、その業がある時期に結果を生み出すための総体となって、様々な結果を享受することができている。しかしある時期に生じている業の結 […]
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『水の教え』を読む
2020.05.20
楽しく海で泳ぐためには、まずは泳ぐ練習をした方が無難である
財宝もない人々が宝飾や美食をもとめてる 聖典を学びもせず学者の任務についている 泳ぐこともできない人は海で泳ごうとして 分かりきってるのに自らを溺れさせている 56 博物館や美術館に行くと古代の王族たちの大変な財宝を見学することができる。現代のように物流が発達していない時代にも関 […]
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『水の教え』を読む
2020.05.19
悲劇的な運命を分析し、真の楽観主義を獲得するために
知性も努力も乏しき人は 福徳を得るとも翳りがでる 流れ込む水が断たれては 池の水もすぐに枯れてしまう 55 錬金術によって水銀を黄金に変化させるためには、哲学者の石、あるいは賢者の石と呼ばれるものが必要であるとされているように、哲学と求道的な努力というものは極めて重要なものである […]
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『水の教え』を読む
2020.05.18
私たちに見えている現象は、必ずしも客観的事実ではない
勝れた者はしばし弱っていても また再び威光を放つものである 凍りつき洞穴に入った河もまた 春の陽気で次第に流れ出すように 54 「私や私と同じように人のことを量るべきなのであり、人によって人を量るべきではない。破滅に至ってしまうからである。」これは釈尊が、人が自分の価値判断の基準 […]
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『水の教え』を読む
2020.05.17
欲望を克服するため、戒律を護持する僧集の佇いは美しい
善行へ励もうとすることと 淫行は矛盾した行為である 花を咲かせたいと思いながら 温泉の中に投げ込んでどうなろう 53 仏教は煩悩を克服し、輪廻への再生を停止させ、常楽の解脱の境地を実現する宗教である。しかるに如何なる欲望であろうとも、煩悩であるかぎり、それは断じるべきものである。 […]
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『水の教え』を読む
2020.05.16
雨が降るのを待つ郭公のような時の過ごし方
勝れた人は弱く無力でも 法に反した業を為すことはない 雨を待つ郭公は喉が乾こうと 地面の水を飲もうとはしはない 52 毎日一偈ずつ翻訳していたが、すこし配信のペースが滞っている。以前、新聞記者の友人に毎日記事を短い記事だけを書くのは楽でいいね、と言ったことががあるが、実際にやって […]
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『水の教え』を読む
2020.05.15
仏教の業報思想に基づく慈悲心は、人種差別だけでなく、生物種の差別をも禁じるものである
口先だけの説法者たち 彼らは旃陀羅よりも心が貧しい 冬に立ち込める濃霧のように 闇に覆われ暗く一層凍ついている 51 古代のインドでは、人種(jāti)を宗教者(brāhmaṇa 婆羅門)・権力者(kṣatriya 刹帝利)・市民(vaiśya 吠舎)・労働者(śūdra 首陀羅 […]
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『水の教え』を読む
2020.05.14
世界が破滅へと向かうとき、似非学問や詐欺師たちが蔓延する
濁世に現れる一切智者を自称する者は 修行してみると凡人よりもはるかに鈍い 天然の温泉水がどんなに熱くても 沸騰させると冷水よりも後となる 50 仏教では、人類の平均寿命は八万四千歳から十歳までへと落ち込んでゆくと伝えられている。これを「命濁」という。そんな退廃した世界において、人 […]
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『水の教え』を読む
2020.05.13
空虚な言葉を数量的・音量的に増幅させても何も起こらない
教証の功徳を持たなくても 賢者の名声で人は欺かれている 栄養もない霧雨をもたらす雲が 龍のような雷鳴の声をあげるように 49 ダライ・ラマ法王が繰り返し語られていることに、我々が釈尊の弟子であり、チベットの仏教にしても、中国・日本の仏教にしてもナーガールジュナ(龍樹)やアサンガ( […]
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『水の教え』を読む
2020.05.12
牡丹は名誉を蓮に奪われるとも、牡丹も蓮も微動だにしない
愚かな者がいくら苦心し実現しても その名誉は狡い者に奪われてしまう 山が生み出した蓮の華もまた 生まれた名誉を水に奪われている 48 仏教において蓮の花は、釈尊が泥のなかから生まれて美しい純白の花を咲かせることから仏法の象徴として貴重な花である。特に日本では法華経が重要視されたこ […]
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『水の教え』を読む
2020.05.11
濁った水という凶兆は、水が枯渇してしまう警鐘であるが、それでも未来を変えることは決して不可能ではない
家系を断絶させるため放蕩息子は生まれ 福徳を断絶させるため悪意は顕在化する 自らを破滅させるため知性は凶暴化する 水源を枯渇させるため濁った水が増える 47 これは凶兆がどのように起こるのか、というものを説いている。どんなに素晴らしい家系が何世代も続いていたとしても、盗みをしたり […]
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『水の教え』を読む
2020.05.10
どんなに曲がった河でも下流へ流れるだけである
悪意のある謀略の活動は 進捗は早いようだが破滅に至る 河川はどんなに彎曲し流れても 下流へと流れていくしかないように 46 悪意のある謀略計画は、同様な悪意をもつ者の支援を受けることや実行しやすいことなどが理由となり、その活動計画の進捗も早いものである。しかしながら、最終的には破 […]
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