2025.10.04
ལམ་རིམ་ཆེན་མོ་དང་གྲུབ་དོན་ས་གསུམ།

定例法話会:仏教の実践と思想

静かに自分をみつめ仏の教えを思う

弊会では、チベット仏教ゲルク派総本山デプン・ゴマン学堂で論理学・般若学・中観学・倶舎学・戒律学の五大分野によりなる伝統教理学を20年以上学び、最高位の「ゲシェーラランパ」の資格を取得し、その後も密教を正しく学んで日々後進を指導している先生方を日本にお招きし、日本の仏教徒の方々との交流を行っています。

その活動の一環として1999年より定期的に本格的なチベットの仏教の伝統に基づいた教理とその実践法をひろく一般の方々に紹介していただく法話会を開催しております。

毎月2回ゴペル・リンポチェによる『菩提道次第広論』『学説規定』に関する法話会を行なっています。菩提道次第論はすべての仏教の教えをひとりの人がブッダになるための精神状態の進化の過程を述べたもので、チベット仏教ゲルク派の開祖ジェ・ツォンカパ・ロサンタクパの代表的な著作です。

法話会では、ゲルク派の根本聖典であるジェ・ツォンカパの『菩提道次第広論』やクンケン・ジャムヤンシェーパの教理学の教科書をベースに、仏教とはどのように学んでゆき、日々の生活のなかでどのように仏法を実践したらいいのか、ということを伝統教学に基づいてひとつずつ丁寧に学んでいきます。これらをどなたにでもわかりやすく、仏教の教えを学び、それをみなさまの自分の心の営みとなることを目指しています。

今月の定例法話会

  • 日時:2025年10月15日・19日(日) 13:00-16:00
  • テキスト
    • ジェ・ツォンカパ・ロサンタクパ『菩提道次第広論』
    • クンケンジクメワンポ『学説規定摩尼宝蔓』
  • 会場:真光院デプン・ゴマン学堂日本別院
  • 講師:ゴペル・リンポチェ・ガワン・ニェンダー師
  • 通訳・解説:野村正次郎
  • 参加費:志納

参加方法

現地参加(対面)

法話会の開催場所のお近くにお住まいの方は、できるだけ開催日時に会場となる拠所・真光院までお越しください。同じ内容の法話を聴聞する場合でも、時間をつくり自らの足を運んで参加される方が、得られる功徳ははるかに高いと謂れています。

ライブ配信に参加する

遠方から参加されたい方、お身体のご不自由な方、さまざまな事情で現地に参加されることが困難な方々のため法話会はライブ配信でも参加できます。

定例法話会資料

▼勤行本(法話会の前後にみなさんと一緒にお唱えします)
https://indd.adobe.com/view/e498dfce-6c74-41e2-af19-c93828a4d317

▼菩提道次第広論 下士共道次第法(今回のプリント)
https://indd.adobe.com/view/4371cbad-c015-4bcc-968e-acbe3f23137f

▼学説規定 摩尼宝蔓
https://indd.adobe.com/view/aee21177-35d4-4de6-aae4-ce5c0223269d

▼ダライ・ラマ法王『学説規定摩尼宝蔓』伝授録(今回のプリント)
https://www.dropbox.com/scl/fi/8atweus8ij7flgorhcp2l/2025-10-05.pdf?rlkey=5uxwsm7kf4tcr1rpow6psvp60&dl=0

志納料のご納付について

当法話会では、参加費や参加資格を特に設けず最も正式な開催形式で開催してます。このような法座の開催のために志納料を奉納される功徳は、みなさまが今後仏の境地にいたるその日まで、無量の衆生たちをすべての如来や菩薩が利益する活動の原資となります。

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定例説法会の施主(スポンサー)になる

弊会では、常にゲルク派の総本山デプン・ゴマン学堂に在籍するチベット仏教の後進を育成している教授陣を随時日本にお迎えし、どなたでも定期的に仏教の根本教理とその実践法を紹介する活動を一般の誰でも参加できる形で行っております。

施主の方は、当法話会の施主となって頂くだけではなく、弊会の行なっているすべてのデプン・ゴマン学堂と日本との交流事業の施主となっていただきます。施主の方は、当サイト施主限定エリアをご利用いただけます。法話会は毎回zoomでもご参加いただけますし、終了後アーカイブ配信を経て、字幕付き映像を最終的なアーカイブとさせて頂く予定です。仏法の護持発展のためにこの機会に施主会員へのご登録をご検討いただけますようお願い申し上げます。

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