2018.12.05

ジェ・ツォンカパ・ロサンタクパ

ゲルク派の宗祖ジェ・ツォンカパ・ロサンタクパ(1357-1419)はチベット仏教最大の思想家にして、彼の構築したシステムマティックな仏教解釈の伝統は、現在でもチベット仏教ゲルク派のすべての学僧によって学ばれているだけではなく、多くの仏教解釈のスタンダードとなっています。

略年譜

  • 1357年(1歳) 東チベット、アムドのツォンカに生まれる。
  • 1359年(3歳) カルマパより優婆塞戒を授かる。
  • 1363年(7歳) 出家し、沙弥戒をトンドゥプ・リンチェンに授かり、師事する。
  • 1364年(8歳) ゲルツァプジェ・ダルマリンチェン誕生。
  • 1372年(16歳) 学問のために中央チベットへと赴く。
  • 1375年(19歳) 中央チベットにて問答遊行を行う
  • 1378年(23歳) 師レンダーワ・ションヌロトゥーに出会う。
  • 1385年(29歳) ケードゥプジェ・ゲレクペルサンポ、誕生。
  • 1388年(32歳) 『現観荘厳論』に対する注釈書『善説金蔓』を執筆する。
  • 1392年(36歳) ウルカでの隠遁修行を行う。
  • 1393年(37歳) ウルカのジンチにて弥勒仏の修復と荘厳を行う。
  • 1395年(39歳) ロダク・ドゥプチェン・ナムカー・ゲルツェンと出会う。
  • 1396年(40歳) ゲルツァプジェ・ダルマリンチェンと出会い、ゲルツァプジェ弟子となる。
  • 1397年(41歳) 『縁起讃』を著す
  • 1402年(45歳) ラデンにて『菩提道次第広論』『菩提道次第略抄』を著す。
  • 1403年(46歳) ラデンにて『菩薩地戒品』『師事五十頌』の注釈を著す。
  • 1405年(48歳) ウルカの弥勒伝にて『真言道次第論』を著す。
  • 1407/8年(51歳) ケードゥプジェと出会う。『了魏未了義善説心髄』『根本中論頌註・正理海』を著す
  • 1409年(53歳) ガンデン大僧院開創。ラサのトゥルナン寺にて大祈願祭を主催する。
  • 1410年(54歳) ガンデン大僧院にて、智慧金剛集成・請吉祥四天女などの指南を行う。
  • 1411年(55歳) ガンデンにて『秘密集会五次第明灯』を著す。
  • 1412年(56歳) レンダーワ示寂。
  • 1414年(58歳) ジェ・ゲンドゥン・ドゥプと出会う。
  • 1415年(59歳) 『菩提道次第略論』を著し、ガンデンにて秘密集会の儀軌を広大に行う。
  • 1416年(60歳) ジャムヤンチュージェに命じデプン大僧院を開創。
  • 1418年(62歳) 『入中論釈・密意解明』ならびに『勝楽根本タントラ疏』を著す。
  • 1419年(63歳) 入寂。

著作


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