文殊師利大乗仏教会
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グンタン・リンポチェ
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キーワード: グンタン・リンポチェ
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『水の教え』を読む
2020.04.19
人間を信頼してしまった雁の王のものがたり
親しくない人と付き合いはじめる時 信頼し過ぎて危険に陥ることもある 菩薩であった雁の王と雁の大臣も 新しい湖では罠に架けられたように 25 昔釈尊は、マーナサ(如意)という名前の湖に、ドゥリタラーシュトラ(護国)という名前の雁の王として生まれていた。この雁の王国には、正しいことと […]
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『水の教え』を読む
2020.04.17
すべての衆生が無症状だが、致死率100%の感染症陽性患者である
重要で高位の者に仕えるのは栄誉である しかし同時にそれ以上の危険の源でもある 大海というこの数えきれない宝石の源は 同時に巨大で恐ろしい猛獣の棲家でもある 24 本偈は現世利益のひとつである知名度・権力・高評価というものの危険性を説くものである。世間における知名度が上がり、社会的 […]
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『水の教え』を読む
2020.04.16
如意宝珠のある海岸へ集うものたち
慈しみのある饒益し得る者 彼のもとにすべての人は集う 如意宝珠が有るその海辺へ すべての衆生が押し寄せるように 23 チベットの伝記文献には、蜜蜂が集まるように求法の徒が増えてゆく、という表現がある。これは偉大なる僧侶が中心となって僧院が巨大化していく過程を表現するものであるが、 […]
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『水の教え』を読む
2020.04.15
激しい渦潮のなかに魚も住まないように
傲慢で粗暴な主人を 誰も信頼することはない 激しく乱れた渦のなかに どんな魚も住みはしない 22 人間は生来、自己本位に物事を思考し、それについての発言を行い、行動を行っている。個々の人間は各々恣意的にその営為を行なっているが、ある特定の思考や発言や行動を継続することは極めて困難 […]
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『水の教え』を読む
2020.04.14
現世利益をもたらす主人や世間の神々は、火にかけた薬缶の湯のようなものである
悪い主人はどんなに敬い仕えても 賄賂がないだけですぐに怒り狂う 何日も沸騰させている水がまた 火がないだけですぐに冷めるように 21 本偈は前偈と同様に悪しき権力者のことを描いている。悪しき権力者というものは、無慚・無愧であり、常に敬意を払い奉仕しても、もしも貢ぎ物や賄賂を献上し […]
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『水の教え』を読む
2020.04.13
海水を飲み干す火山・民衆から貪り尽くす悪しき権力者
悪しき王は食糧と財をすべて奪うとも 決して飽き足らず貪り続けるのだろう 馬口の焔は海水をどれだけ吸上げるとも すべてを飲み干して常に燃え熾れるように 20 「馬口の焔」とは閻浮提の辺境海上にある火山群の焔のことのようである。これは「馬口山」もしくは「馬面山」と呼ばれ、牝馬の口や顔 […]
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『水の教え』を読む
2020.04.12
雲は海から運んだ水で雨を降らせ大地を潤していく
法を具えた王は税を課そうとも それによって国家を護るだろう 大きな雲は海水を引き寄せて 徐々に雨を降らせ大地を護る 19 沈黙のなかで静かに雨が降る。樹々の間には霧がかかり、時には山の向こうまで大きな雲はつづいている。雨は大地の草葉に潤いをもたらし、時には光線を乱反射し不思議な現 […]
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『水の教え』を読む
2020.04.11
調和と連帯とは貴いものである
主従が連帯すれば敵軍も難攻不落となる 不和不仲で分裂していればそうでもない 馬でも泳いで渡れない大河であろうとも もし分岐するならば羊でも渡れるのである 18 人類は集団を形成し、集団生活を営むことを習性とする生物である。形成された集団は事業の実施のために、意思を決定するための機 […]
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『水の教え』を読む
2020.04.10
世界を崩壊へと導く、中途半端な知識や権力
半可通や有力者が増えることで 国家や地域の取り組みは崩壊する 左右から水が湧き出す土地では どんな楼閣も家屋も傾かざるを得ない 17 実際には事情をよく知らない知ったかぶりの半可通が様々な意見を述べ、有力者と呼ばれる者が増えることで、社会や集団というのは、せっかく何かよいことに取 […]
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『水の教え』を読む
2020.04.08
悪しき集団はお互いを破滅へと向かわせる
悪い主人と悪い従者は 互いに破滅させ合うものである 乾燥してない粘土の器に水を入れても 両者が溶け合い失われてしまうように 16 前偈では良い主人と良い従者は相互に協力し合い、高め合ってよい目的を実現することができるようになる、ということを説いていたがこれは逆の場合である。悪い主 […]
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『水の教え』を読む
2020.04.07
すべての人が品のある美しい行いをすべき時に
品位のある美しい行いは 主人と民衆の善資を高め合うのである それは大きな海と数多の河川とが 互い助け合っているのに等しいのである 15 いよいよ日本でも首相から緊急事態宣言が発令された。都市の封鎖や行動監視などは行われないが、これまでの行動の8割を慎んで日本国民が不要不急な外出行 […]
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『水の教え』を読む
2020.04.06
インド・チベット仏教文明のグローバル化
巨大な帆船が大海を荘厳し 翳りなき月が天空を荘厳する 賢しこき者が教説を荘厳し 道を導く者が勇軍を荘厳する 14 アムドに生まれた、グンタン・テンペー・ドンメ(1762-1823)は、ジャムヤンシェーパ二世クンケン・ジクメワンポによって化身認定され、幼少期からチベット語はもちろん […]
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『水の教え』を読む
2020.04.05
山の方から、街の方から
河川は共有する供物である 日月は共有する燈明である 賢者は共通に戴く冠飾である 正法は共通に飲む甘露である 13 人の生はそんなに長くはない。そんなに良いものでもなく、そんなに悪いものでもない。ひとり散歩をしていると孤独と絶望に襲われるかもしれない。自分の生き方は何たる醜いものな […]
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『水の教え』を読む
2020.04.03
無数の人のスタイルや能力に依存した存在の奇跡
自分には相応しくない仕事なら 他人に頼まれてもすべきではない 泳げもしない者は頼まれたとはいえ 一体どうして水に飛び込むだろうか 12 泳げない人に激しい水流に飛び込んでください、という人はいない。彼はどんな人が頼もうと自殺行為なのできっぱりと断る。これと同様に何かの仕事をはじめ […]
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『水の教え』を読む
2020.04.02
強く波打つとも水嵩は増えはしない
大きな仕事は長期的に実現していく 短気を起こしても成し遂げられない 大きな川はゆっくりと遠くへ流れる 強く波打つとも水嵩は増えはしない 11 本偈は目的実現/目的達成には長期的視点が必要で、短絡的な思考では目的は実現しないことを説いている。 それでは具体的な目的とは何か、といえば […]
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『水の教え』を読む
2020.04.01
悠然と静かに流れる大河のように
継続した精進をやめないで 徐々に実現すればすべては成る 悠然と静かに流れてゆく河が 広大な大地を巡っていくように 10 チベットは世界の最大の水源である。チベットを水源とする長江、黄河、メコン、インダス、サルウィン、ブラフマプトラといった主要な河川は、十ケ国に流れ、十三億人以上の […]
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『水の教え』を読む
2020.03.31
海中にいれば、海面で何が起きても大丈夫
苦行をする重荷を負えるのなら どんな仕事も苦ではないだろう 水のなかに潜ってしまうのなら どんな雨も災いではないように 9 本偈は「苦行」すなわち忍辱や精進の功徳を説いたものである。 善業を行おうと決意し、はじめたからにはそれはどんな小さなことであろうとも実現しなくてならず、実現 […]
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『水の教え』を読む
2020.03.31
草葉の露を掬び、運命に逆行する
功徳をはじめて学ぶことは難しい 用心しないとすぐに失ってしまう 露滴をため溢れさせるのは難しい こぼしてしまえば一瞬でなくなる 8 仏教は創造主の存在を認めない宗教である。世界は生命体の業によって生成され、業によって滅亡すると考える宗教である。人類が地上に存在するのは、煩悩と業に […]
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『水の教え』を読む
2020.03.29
恐怖の土石流ではなく、文殊菩薩の妙なる微笑へ
悪しき友は四方遠くを駆け回り ひたすら禍患いばかりを集めてくる 崖から流れ落ちてくる土石流が 澱んだ水ばかりを引き寄せるように 7 本偈は悪友との距離を置かなければならない、ということを説いている。悪友は様々な誘惑をしてくるものであるが、そのすべての行動や言動の根本には煩悩がある […]
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『水の教え』を読む
2020.03.28
小さな功徳、せせらぐ清水
公平で知性を有する者 彼は功徳を拾い集めてゆく 大草原を悠然と流れる清水が ちょろちょろと花を潤すように 6 釈尊の時代から、仏教では師弟関係というものが極めて大切である。2500年前のインドであるから、いまのようにインターネットも書籍などもない時代である。弟子たちは釈尊の教えを […]
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