文殊師利大乗仏教会
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Hot Topics
参学への道標
2021.01.14
虚栄心の炎でいま燃えているものとは
無限の遠い過去からいま私たちはここに至って生きている。いま私たちは仏教を学ぼうとしているが、この学問は今生で修了して終わるようなものではない。………
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2021.01.12
人間の皮を着ただけの臆病な羊たち
地獄に生まれたこともあった。神々たちと一緒に享楽的に過ごした時もあった。何を食べても満足できず吐き出すこともあった。生まれた時から武器をとり殺戮しあう戦乱の時もあった。音も聞こえない言葉も発せられない狭い岩と岩に挟まれてそのまま死んだこともあった。獲物を探しつ………
VOICE
仏教論理学概論
本日のことば
2021.01.11
震える他者の身体、記憶に残響する言葉
疲れて眠っている時以外、私たちは常に何か様々なものを見ているし、様々な音を聞いている。聞こえてくるすべての音は、何かの振動であり、物質が振動し、その振動が他のものを振動させ、その波紋が耳のなかの薄い膜へと伝わってきて聴取したものであり、これを音とか声といい、こ………
参学への道標
2020.12.30
静かにてくてくと遠くへ歩いていく
何かを学ぶという姿勢は、自分が知らないこと、そして自分には至らない点が具体的にあるということを確認することでもある。あたらしいことを学ぶ場合でも、また既に教えてもらったことを思い起こして復習する場合であっても、自分はそれについてよく知っている、そんな考えをもつ………
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2020.12.29
寂静なる年末年始を過ごすために
弥勒仏が具足する如来の不共の功徳へと思いを寄せ、ここまでの詩偈で礼拝をしたが、本偈はそれを結び、次の偈から、自らの不徳を嘆き悲しみつつ告白するという形で弥勒仏に対する請願と礼讃とが続いていく。………
VOICE
仏教論理学概論
本日のことば
2020.12.26
如来の身体の色彩と輪郭を学ぶ
眼識が捉えるものが色処であり、これを分類すれば、色彩である顕色と形状である形色の二種がある。これを更に細分すれば、色調たる顕色には、青黄赤白の四根本顕色、すなわち四原色と、雲煙、塵霧・明暗・陰陽の八支分顕色、すなわち派生色/特色とで合計十二種があり、一方形色に………
参学への道標
2020.12.14
文明の進化のために洞窟に暮らす
今日私たちは文明社会に暮らし、未開文明の野生生活を営んでいない。それは一体何のためか、といえば、長期的な視点で俯瞰すれば、その生活形式の方がより幸福度が高いからである。 ………
VOICE
弥勒仏への悲讃
本日のことば
2020.12.12
この世界が歓喜の微笑で満ち溢れるため
本偈は弥勒仏のもつ功徳を礼讃して表現し、弥勒仏が私たちに示している救済が一体どのようなものなのか、ということを具体的に説いているものである。………
VOICE
仏教論理学概論
本日のことば
2020.12.04
物質の所在と価値という幻想
多くの物質に囲まれ、存在数が少ない物質を希少な物質であると考え、たとえば砂糖の結晶とダイヤモンドは同じ組成構造をしているが、ダイヤモンドは価値があるものであり、砂糖の塊は料理にくらいしか使えないものであり、砂糖の塊のために入念に泥棒をする計画などを企てようとす………
参学への道標
2020.12.01
生きるために必要なものを考える
着るものも食べるものも住む家も何ひとつ持たずに、私たちはこの世に生まれて来ている。人生という虚飾に満ちた生活をしばらくの間ここで過ごした後、また何一つもつことなく、死んでいかなくてはならない。………
VOICE
弥勒仏への悲讃
本日のことば
2020.11.30
最勝なる法輪へと集うものたち
チベットの僧院の仏殿の正面の屋根には法輪の荘厳がなされている。その法輪の両脇にはいつも二頭のつがいの鹿が静かに佇んでいる。鹿は普段は用心深い生き物であるが、この二頭のつがいの鹿は、決して眼を閉じることもなく、如来の言葉へ耳を澄ませ、耳を傾けている。これは転法輪………
VOICE
仏教論理学概論
本日のことば
2020.11.25
現象とは物質・精神・不相応行のどれかである
事物を分けると、物質・精神・不相応行(精神でも物質でもない事物)の三者へ分類可能であり、この三者は対立項である。………
参学への道標
2020.11.22
犀のように孤独を生きる
私たちは何か小さな問題や障害があれば、それをきっかけとして、こんな善業などそもそも理想であって、出来やしない、とすぐに諦めてしまい、善業を実践することを放棄してしまう。………
参学への道標
2020.11.21
どんな悪い仲間がどこにいるのか
私たちの心は煩悩に満ちているからこそ、煩悩が起こるのは簡単なことであり、煩悩に支配されるのも簡単なことであるが、その逆の善業を心にもち続けるのは、大変難しいことである。………
VOICE
弥勒仏への悲讃
本日のことば
2020.11.20
人間の獅子であるということ
いついかなる時であれ、如来が言葉を発する時には、すべての衆生たちの中心に位置し、すべての煩悩を断じ尽くしすべての証解を究竟する法輪を転じる………
VOICE
仏教論理学概論
本日のことば
2020.11.18
一本の柱を荘厳する無限の可能性
たとえば柱というものを考えてみるならば、柱は正しい認識によって理解されるものであるので、存在しているものであるので、所知であり、所量・所依成立・有・法・基体・縁起・所縁・有法・客体である。この柱には、屋根を支えるという実用能力があるので、これは「事物」である。………
GOMANG
2020.11.17
薬師如来とターラー菩薩に感染拡大の早期終息のための祈願法要を行いました。
2020年11月11日(水)、本山デプン・ゴマン学堂では、学堂が現在あるドークリン・チベット難民居留区の代表をお迎えし難民居留区および全世界における感染拡大の早期終息を祈願する法要を薬師如来・ターラー菩薩に対して学堂の役員ならびに化身ラマたち、そしてカーラム学………
GOMANG
2020.11.17
釈尊降臨大祭法要が行われました
2020年11月7日、(チベット暦第17ラプジュン鉄酉歳9月22日)は釈尊が三十三天から地上に降臨された釈尊の四大節の縁日でした。例年「波羅蜜吉日」(パルチン・ドゥーサン)といって、学堂で般若学の学習を終えた者たちが、学業の成就を祝い、学堂の僧集に感謝の念をこ………
参学への道標
2020.11.16
のんびりと優雅に法縁を紡ぐ
仏教を学ぶ上で何よりも大切なことは、自分と釈尊との関係をきちんと作る、ということであろう。この教えは釈尊に由来するものであり、私の先生は釈尊である、私の師は釈尊である、こういう問題に対して釈尊は何と説かれているのだろうか、釈尊はこう説かれているので、私はこうあ………
VOICE
弥勒仏への悲讃
本日のことば
2020.11.13
稲妻の閃光・如来の十力
地上に咲き乱れる若き花へ落雷することで、どんなに威勢よく咲いていた花もすべて倒れてしまうように、どんな凶悪な魔の軍隊であれ、弥勒仏の無礙なる智慧の力で制圧され、敗北してしまう。その智慧は仏にしかない十の強大なる力を持っているからであり、その強大な力をもった稲妻………
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文殊師利大乗仏教会とはチベット仏教ゲルク派総本山デプン・ゴマン学堂の公式な日本における仏教を学ぶためのグループです。
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