2021.02.06

2021年2月8日(月)12:30-14:00 ダライ・ラマ法王法話会「チャンキャ・ロルペードルジェ『知見の歌』」のお知らせ

みなさまお元気でお過ごしでしょうか。一昨年末にゴペル・リンポチェとロサン・プンツォ師のお二人がインドに帰国して以来、新型感染症の拡大にともない日本に戻って来れなくなり、もうすぐ一年となりました。

新型感染症の拡大は社会全体に大きな影響を与えており、社会全体が精神的に不安に陥っているといってもよい状況にあるのも事実です。しかしながら、ダライ・ラマ法王による説法会や様々なご講演などもオンラインで開催されるようになり、これまで以上に仏教の学びに関しては充実した日々となっております。

チベットのラマたちの教えを忘れない、ということを心がければ、ダライ・ラマ法王のオンラインの法話やその録画などを活用していただければ、みなさまご自分のペースで空き時間にゆっくりと静かに仏陀の教えへと心を寄せることも可能となっております。

このたび、2021年2月8日(月)にセラ・ジェ学堂の関連団体であるFPMTの発願により、ダライ・ラマ法王によるチャンキャ・ロルペードルジェの『中観・知見の歌』の法話会が開催されることとなりました。

チャンキャ・リンポチェの系譜はゴマン学堂の化身ラマの系譜のひとつであり、特に三世ロルペードルジェは、清朝の雍正帝・乾隆帝から篤い帰依を受け、北京に雍和宮を創設し、モンゴルでも「チャンキャ・フトクト」として大変有名です。『中観・知見の歌』は、三世ロルペードルジェが文殊菩薩の聖地である五台山にて記したもので、チベット仏教では宗派を超えて読まれている宗教詩の最高傑作のひとつです。

日本では、この作品についていつも日本別院で通訳と解説をしてくださっている根本裕史教授(広島大学)による翻訳と詳細な研究があり、それは世界的にも稀に見る優れたものとなっております。

この素晴らしい機会にぜひご参加くださいますようお願い申し上げます。

ダライ・ラマ法王による説法会

  • 日時: 2021年2月8日 12:30-14:00
  • 伝法大阿闍梨:ダライ・ラマ法王第14世テンジン・ギャツォ猊下
  • 所説:チャンキャ・ロルペードルジェ『中観・知見の歌』
  • 拠所:オンライン
  • 詳細はダライ・ラマ法王の公式サイトをご覧ください。

根本裕史先生による研究

2021年2月14日(日)に根本先生によるオンライン復習会を開催いたします

詳しくはこちらから

(c) Wikimedica Commons

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