DhamekStupa
_MG_8242
BuddhaShakyamuniFace

VOICE NEWS

MEMBERS
ジェ・ツォンカパ小品集
2022.05.28
すべての衆生ために寂静処を修行道場とする
いつの日か極めて甚深なる正法の真実を 思索できる知性で確信を見出せたその時は 現世への執着を断ち切った精進を手にして 寂静処を棲家とし正しく成就してゆけるように 15 善知識から聴聞をして、如来の言葉のすべては私たちが仏になるための教えとして有機的に心に響いて聞こえてくるようにな […]
MEMBERS
ジェ・ツォンカパ小品集
他人のことば、自分の思索
聴聞した内容を四種の道理を手がかりに 昼も夜もその通り正しく分析していくと 大切なことに向き合えば思索できている 判断力がついて疑念も霽れていくように 14 ことばの記憶とは、如来や善知識の声をただ聴覚の現象として、彼らの声を耳に入れただけのものではない。彼らの言葉を、忘れないよ […]
MEMBERS
ジェ・ツォンカパ小品集
2022.05.24
救出船の船長だからこそ
清らかな志の巨大な帆を大きく広げて 弛むこともなき精進の順風を満面に受ける 聞思修のこの船を正しく運航させてゆく 生物たちを輪廻の海から救出できるように 11 聞法を重ね 殊勝な贈与を為してゆく 清浄な戒を護りつつ分析する智慧をもち 私の精神が少しでも発展してゆくその限り 外へと […]
MEMBERS
ジェ・ツォンカパ小品集
2022.05.22
如来の母君を求め、善知識に師事できるように
数々の教説と証解の功徳で心が満ちていて 落ち着きがあり自制されているがやさしい 利他を労ともせず実行する勇ましさもある そんな勝れた善知識に師事できますように 7 常啼菩薩が法上菩薩に師事なされたように この身体と生命と所有物に心を奪われもせず 勝れた善知識へ献上しお慶びいただけ […]
MEMBERS
ジェ・ツォンカパ小品集
2022.05.19
愛する母のため不屈の戦士となる
梵行者となることができたのなら 甚深広大の大乗法のそのすべてを 母たちのため困難を厭うこともなく 無量の劫をかけて成就してゆかんことを 6 暇とゆとりのある人身を得ることができ、その上で、独身生活を生涯貫く決意をし、周囲の人たちの援助もあって、再び沙門として生きられるようになる。 […]
MEMBERS
ジェ・ツォンカパ小品集
2022.05.17
梵行の修行者であり続けるために
生まれた後には直ちに有の享楽を 決して貪らずに解脱を得るために 出離の意志で梵行を追求するために 努力を怠らずに進んでいけるように 3 私が出家しようとする時には 隣人や親族や環境のすべてが 妨げとなることもないままで 思い通り順縁が実現するように 4 出家した後には生を終えるま […]
MEMBERS
ジェ・ツォンカパ小品集
2022.05.16
変わらぬ姿でまた集えるように
これから生を繰り返すどんな時であろうとも 悪趣やそこへと邪に堕ちゆく者たちの姿にて 私は決して生まれて来ることのないように いつも有暇具足の人身を得てゆけるように 2 これから先私たちは死んでいく。いまあるすべてのことをここに置いて、いまあるすべてのことを忘却の彼方へと追いやって […]
MEMBERS
ジェ・ツォンカパ小品集
2022.05.15
不特定の無限のため、不特定の無限の祈りを
namo guru mañjughoṣāya 十方のすべての勝者と勝子を礼拝せん 無辺の衆生を有から解脱させるため 無辺の祈願を純粋な意志で誓願する 欺かぬ三宝とその力を持ち給われる 仙人の力で真実の言葉が成就せんように 1 すべての人が幸せを望み、苦しみを望んでいない。自分たち […]
参学への道標
2022.05.10
宝島への参道案内として
甚深広大な数多の聖典という大海より 清浄なる聞法の妙宝を掬い上げるため 如何に為すべきかを説いたこの眼薬で 解脱を求めるすべての人の眼が開けて 一切相智の栄光を享受できますように 38 〔奥書〕以上が『顕密の聖典を如何に学習するのかということに関する教誡・宝島への参道案内』と題す […]
参学への道標
2022.05.09
如来の学校の生徒として
法の根幹にあるもの それは善悪の意志である 法の門戸を開くもの それは清浄な聞法である 法へ至っていること 現象への執着を捨てること 法の核心にあるもの 方便と智慧の両立こそにある 法を法のあるがまま 如実に行じてゆきなさい いざ 37 本詩篇『顕教と密教の仏典の学習法の教訓・宝 […]
参学への道標
2022.05.08
巡りめぐり清らかな輪をつくって
四輪具足の賢きこの所依を得たいまこそが 生の輪へ繋いでいるものを断つべきである 三輪を巡らせて論破してゆくだけではなく 三輪の法輪の意図するものを見出してゆき 三輪清浄の修行者であろうとしていきなさい いざ 36 本偈は各行に「輪」(コル)という言葉を繰り返し表現しているが、この […]
参学への道標
2022.05.07
如来からいただいた手綱を手に
駆け抜ける方へ 手綱をとるように はじめは ひとつふたつ そしてすべてが 有の方へと逸れゆくこの心という暴れ馬を 落ち着かせて乗りこなす術となっていくように 聴聞や思索が心を変革する法となるように いざ 35 馬に乗って行きたいところに駆け抜けてゆく時には、手綱を調整しながら進ん […]
参学への道標
2022.05.06
総合的であることの大切さ
深遠な境地であると礼讃するだけで満足せずに 六人の荘厳 二人の最勝者 大成就者の全員を 各自の著書の審判に迎えながら顕密のすべてを 顕彰なされている第二の勝者のこの賢き流儀へと 心のすべてを一つにして全体を掴んでいきなさい いざ 33 宗教というのは総合的なものである。それは世間 […]
参学への道標
2022.05.04
不器用で頑固者であるということ
文殊菩薩が日々教化されたことにより 勝者の密意のすべてを現観し給われた 勝者ロサンすらも語られない新解釈は 夜中に妖怪が畑仕事をする如きものである 利益よりも損害が多いので堅く慎みなさい いざ 32 仏教を学ぶ、ということは、いまから2500年前にインドで釈尊が説かれた教えを学ぶ […]
参学への道標
2022.05.03
逃げ出さないで調べてみる
殊更に思想が汚れてしまったこの時代には 命題を提唱するだけで学者と驕った人々が 未曽有の新説と称し偽情報を流布している それでも徳の少ない人の耳には入ってゆく 兎はチェルの音から逃げ出してはならない いざ 32 湖や池がたくさんある森があった。森の中には草食動物や肉食動物、さまざ […]
参学への道標
2022.04.28
大地に根を深く張り巡らせた大樹となるために
真言聖典を聞思することが目指すものとは すべての勝者が一同に意趣された定説たる すべての悉地が三昧耶の遵守を根幹とする このことに揺るぎない確信を築くためである 真の目的を決して見失うことがないように いざ 31 大地に根を張っている樹々は、誰にも気づかれはしないが、いつも根の部 […]
VOICE
弥勒仏への悲讃
本日のことば
2022.04.27
大粒の雨を降らせて
このように行じて果を成就する時 三世の勝者の仏身と彼の仏国土と 眷属 活動 寿命 請願の一切を ひとつに集めた一切のこの行法を 賢く巧みに行じ円満したその後に 永く思いを込めたこの衆生たちへ 正法の甘露で大粒の雨を降らせて 一刹那にして私が救いだすように 44 天を含む一切世間の […]
VOICE
弥勒仏への悲讃
本日のことば
2022.04.26
天空を飛び回る鳳凰のように
勝子として聖者地を学んでゆく時に 三世の勇者たちのいるすべての地を ひとつずつ私は訪ねて巡ってゆこう 鳥たちの路を飛び回る鳳凰のように 他の勝子たちにも量り得ないほどの 広大極まりない所知の要のすべてを 淀みなく知る智慧を滞りなく発動し 広大なる行法の源流となれるように 43 如 […]
VOICE
弥勒仏への悲讃
本日のことば
2022.04.25
不屈の孤高の勇者として
信解を行じて垢を浄めてゆく 過去 現在 未来に出現する 此岸の菩薩衆のなか私はいる 黄金の大地の中心の須弥山で 眼 神通 聞法を積み重ねてゆく 功徳はすべて 品位高く聳えている 稚拙な破壊のすべてを超克してゆく 援軍を頼らない孤高の勇者とならん 42 私たちが菩薩として生きる決意 […]
VOICE
2022.03.28
チベット問題から考える未来(1)
1960年3月10 日、インドに亡命し難民となったダライ・ラマ法王は、チベット難民に対して談話を発表し「本日(3月10日)は、私たちチベット人の民衆が、誤った考え方で悪しき政策を実行しようとする中共の政治的・暴力的支配に対し、個人として自由を取り戻す目的で、大規模な活動を起こして […]