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VOICE NEWS

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2020.11.07
白壁を塗り仏たちの降臨を待つ

チベット暦9月22日は「ラバブ・ドゥーチェン」(降臨大祭)と呼ばれている、釈尊が三十三天から再度この地上に戻ってきたことを記念する、釈尊の四大節のひとつである。 […]

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参学への道標
本日のことば
出世間の絶妙な味わいの本質とは

デプン僧院の大集会殿(デプン・ツォクチェン)では、ゴマン学堂とロセルリン学堂の両方の僧侶たちが集まり、早朝からマンジャ(大法要)が行われる。マンジャで支給されるバター茶は、バターの濃度も高く、発酵度の高い茶葉を使っているから、薄紅色のバター茶であり、これが絶妙な味である。

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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2020.11.05
無敵の慈愛の軍陣にいるということ

暴力と狂気、殺戮や略奪、これらは私たち人類が歩んできた暗黒の歴史である。今日の日本では、その光景を私たちはあまり眼にすることがなくなったが、少し前までは私たちが住んでいるこの場所にも殺されたばかりの赤く黒い血が滴る屍体が転がっていた。

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仏教論理学概論
本日のことば
2020.11.04
見つからない私を探した洞窟の行者の教え

私たちは現実の世界を生きている。現実の世界は抽象的で観念的ではなく、実際に人々と出会い話をし、共にお茶を飲んで語り合い、太陽の光が差し込む空間で、この世にどのようにあろうとするのか、という有様について考えながら生きていかなくてはならないものである。

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参学への道標
本日のことば
2020.11.02
私たちはいまここでどう生きているのか

現世利益を目的としている世間の実学は、学問に志して、学問を追求し、学問を極め、その成果を活用する場所や時期に限定がある。これはおそらく実学というものが、あくまでも社会的なものであり、他者との比較による相対的価値で評価されるものだからだろう。

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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2020.10.28
二百八十二億人の明日へ

今日という名で呼ばれる現在を私たちは生きているが、これはいつも必ず明日という未来へと向かいつつあるものである。眠りから目醒め、今日という日を迎えた時、明日へと向かう今日という日をどう過ごそうかなと静かに考えてみる。一日というこの現象は、壮大な自然のドラマとともにある。孤独でちいさな私たちのドラマもその一場面でもある。

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仏教論理学概論
本日のことば
2020.10.24
大草原に咲き乱れる論理学の花

チベット仏教ゲルク派の総本山のひとつであるデプン・ゴマン学堂にはいくつかの不思議な名勝があるといわれているが、その最大の不思議な名勝として数えられるものは、ゴマン学堂の僧侶たちが行っている教理問答にほかならない。

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参学への道標
本日のことば
2020.10.22
未来無限の衆生のために学ぶ

仏教を学ぶことの目的は、暫定的な目的である増上生と究極の目的である決定勝の二つしかない。増上生とは死後に人天の善趣へと転生することであるが、これは究極的な目的である決定勝、すなわち解脱と一切相智の境位を獲得するため、暫定的に善趣へと転生し学問を継続し、学問を極めるために行うものであり、それらのすべての学問の最終目的は、解脱と一切相智の境位に他ならない。

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弥勒仏への悲讃
2020.10.21
いまもう既に如来の代理人は存在する

如来を示す十号に「師」(śāstā)「天人師」というのがあり、これは釈尊をはじめとする諸仏は私たち人類のために説法をしてくれる存在であるだけでなく、神々たちにとっても師でもあるということである。

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参学への道標
本日のことば
2020.10.19
すべての学問は文殊菩薩を出自としている

仏教を学ぶ知的な生活は、文殊菩薩と無関係ではない。宗祖ジェ・ツォンカパや地獄の主である閻魔大王を戦かせる怖畏金剛もまた文殊菩薩の忿怒形である。まずは彼らを一体のものとして観想し、彼ら以外にはこの輪廻から救済してくれる者はこの世にはいない、ということを追想する。