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VOICE NEWS

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ご談話
ダライ・ラマ法王
2018.11.24
すべての苦しみから解放されるため、般若心経を唱える
2018年11月22日、ダライ・ラマ法王は福岡をご訪問なさり、南岳山東長寺を拠所とする法要『平安・平和への祈り in 福岡』へとご参列なさり、近年の災害で亡くなられた方々のために『般若心経』『極楽往生請願文』を読誦される追悼法要を行なってくださいました。以下その時の法王猊下の談話 […]
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2018.10.26
難民の法王が伝える法灯をどう受け取るのか
私たち日本人は、非常に狭く、ほとんど日本人だけしか住んでいない、日本という特殊な土地に、日本語だけを使用して暮らしている。そんな日本にチベット仏教の最高指導者である法王、ダライ・ラマ法王が今年もいらっしゃる。東京、福岡とダライ・ラマ法王の説法会やご講演がすでに案内され、チケットも […]
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クンケン・ジャムヤンシェーパ
倶舎論考究
2018.10.14
『阿毘達磨倶舎論』という題名の意味について
今回は『倶舎論』第2偈について解説しよう。前回の第1偈「帰敬」と「著述の宣言」を述べたあと、第2偈では「阿毘達磨」と「倶舎」について述べられている。 『倶舎論』とはサンスクリット語で言えば「Abhidharma-kośa-śāstra」(阿毘達磨倶舎論)であり、先の著述の宣言でも […]
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アボ
2018.10.03
貧者の一燈
9月の終わりに久しぶりに京都で法話会が行われました。今回は体調の優れないリンポチェに代わって、アボさんが京都まで来てくださいました。 「私は本当の先生ではないですが・・・」 と、謙遜しながら、ダライ・ラマ法王が以前アメリカで説かれた法話をもとに、因果と菩提心・智慧について法話をし […]
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2018.09.20
未来を見据えて
「リタンのお坊さんはちゃんとしたお坊さんですね」 京都在住のチベット人の先生とお話しすると、いつもこのことが話題になります。このリタンのお坊さんとは、アボさんのことです。先生は朝の散歩中、たまたま道でアボさんをみかけたそうです。その日は安楽寺での法話会のため、お坊さまたちは前日か […]
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小慈、大慈を妨ぐ
「息子と、もう2日も口も聞いてないのよ・・・」 知り合いとの他愛もない会話の中で、息子に対する不満がもれてきた。話を聞いてみると、高校1年生になった息子が部活を熱心にやりすぎて、学校の成績が落ちてしまったらしい。いくら勉強するように言っても聞かないので、強行策に出て朝も起こさない […]
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2018.08.22
十万の龍が見学に来たことを誰がどうやって知ったのか
今年の「十万龍大祭」(デプン・ルンブム)は、港区高輪のGOMANG HOUSEにおける定例法話会の日となった。 「十万龍大祭」(デプン・ルンブム)とはデプン大僧院ができたのちに、創始者であるジャムヤンチュージェ・タシーペルデンと、ケードゥプジェ・ゲレクペルサンポのお二人がデプン大 […]
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2018.08.02
『倶舎論』帰敬偈ききょうげの話
一般にインド・チベットの論書には帰敬偈ききょうげという仏世尊や菩薩、ならびにラマに対する敬礼を表す詩句が冒頭に置かれる。 『倶舎論』もその例に漏れず、次のような帰敬偈が記されている。 すべてにわたり暗闇を完全に打ち破り、 輪廻の泥から有情を救出なさる方〔は〕 真実のとおりにお説き […]
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2018.07.31
暑さに耐えて
「少し暑いくらいの方がいいですよ」 7月に行われた近畿法話会の帰り道。リンポチェが、笑いながらおっしゃいました。全国的な猛暑の中、京都も例にもれず暑い日々が続いています。その日も30度を超える猛暑日で、法を説く側も聞く側も、暑さに耐えながらの法話会でした。そんな中、リンポチェに「 […]
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2018.07.15
初転法輪とは何かを考える
チベット暦の6月4日は、釈尊がヴァーラーナシーの鹿野苑の地で初めて法輪を転じた日である。釈尊はブッダガヤで4月15日に成道なされた四十九日後、五人の従者に対して法輪を転じられはじめた。この日をチベット語では「チューコル・ドゥーチェン」と呼び、釈尊の四大節のひとつとする。 釈尊が初 […]
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ダライ・ラマ法王
2018.07.10
ダライ・ラマ法王からお見舞いのメッセージが安倍首相宛に送られたとのことです
本日、現在ラダックのレーにおられるダライ・ラマ法王から安倍首相宛にこのたびの西日本での災害に対してのお見舞いと亡くなられた方へのお悔やみの親書が送られたのことです。 親書の中で、ダライ・ラマ法王は、「多くの命が失われ、その土地に大きな被害があり、困難な状況が起こっていることに大変 […]
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2018.07.09
夢はゆめなれど
「ゲン・ロサンがラダックに到着されたよ」 そうゲンギャウさんのお弟子さんから連絡が届いたのは、当会のHPにダライ・ラマ法王からのゲン・ロサン師の再臨を祈願するための祈願偈が掲載された前日でした。デリーで亡くなられたゲン・ロサンの御遺体は、デリーから北に位置するマナリで乾燥させられ […]
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ご著作
ダライ・ラマ法王
2018.06.30
ダライ・ラマ法王猊下より故クンリン・ヨンジン・ゲン・ロサン師の速やかな再臨を祈願するための祈願偈をいただきました。
弊会の第二代目の指導者として何度も日本に来ていただき、法輪を転じていただきましたが、一昨年示寂の相をお示しになられた、クンリン・ヨンジン・ゲン・ロサン・ツルティム師の速やかなる再臨者を願う祈願偈をクンデリン・リンポチェなどによってダライ・ラマ法王に請願されたのに対して、このたび法 […]
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2018.06.23
一切功徳の源
「人生を無駄にしてはいけません」 上の言葉を幾度となく、僧侶の方達から聞かされてきました。彼らは私たちにとって、いわば道しるべです。僧侶の方達のアドヴァイスが的確なのは、自利を挟まず、自他の心で話してくれるからでしょう。具体的にこの人生をどう生きればいいかわからず、ある日「出家し […]
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2018.06.11
仏法聴き難し、今已に聞く
「日本の人たちのためにならないなら、もうインドに戻っていますよ」 5月の法話会がすんで京都駅に向かって歩いていたとき、リンポチェがはっきりとおっしゃいました。 「私が日本にいる理由はそれです」 昔の人は仏教を学びにインドまで行かなければいけませんでした。ですが今は、お坊さまたちの […]
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2018.05.29
供に応ず
「ご飯を食べずに戻ってきなさい」 ザンスカールにあるトンデ僧院に滞在していたときのこと、僧院で行われる法要に参加しようとしていた時に、ゲンギャウ先生から窘められました。 チベットの僧院では、法要中はお茶はもちろん、朝食や昼食も寺の本堂で振る舞われるものです。ゲンギャウ先生や他の僧 […]
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2018.05.21
利点を知って実践する
先週の土曜日は久しぶりに京都で法話会が行われました。 「今日は学校の先生になったね」 と、リンポチェが笑いながら冗談を言われて、法話会が始まりました。 今回は『菩提道次第略抄』の続き、六波羅蜜の精進波羅蜜と禅定波羅蜜、そして智慧波羅蜜でした。 精進 不退なる堅固の衣を纏うなら 教 […]
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2018.05.15
喜びに支えられて
「楽しみばかり追い求めてはだめですよ」 修行するのは大変です、つらいですと愚痴ばかり言っていると、ある時お坊さんに窘められました。 「私の母も毎日コルラに行きます。それも楽しみのために行くわけじゃないですよ。本当は膝が悪くて歩くのが大変なんです」 自分の身体を顧みず、功徳を積むお […]
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ダライ・ラマ法王
2018.05.09
ネガティブな感情をどうするのか〜ダライ・ラマ法王によるアドバイス
ダラムサラにあるダライ・ラマ法王の宮殿にて、若い女性のグループ謁見に際してあるインド人女性が「ネガティブな感情をどうしたらいいのですか」という質問に法王は次のようにお答えになられました。以下内容を翻訳させて抱きます。 【質問】質問させていただきたいのですが、法王はもしネガティブな […]
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ケンスル・リンポチェ
2018.05.04
新刊のご案内:福田洋一著 『ツォンカパ中観思想の研究』
弊会の創始者ケンスル・リンポチェ・ゲシェー・テンパ・ゲルツェン師(「ゲシェラー」)が東洋文庫の研究員時代に東洋文庫専任研究員であった福田洋一(大谷大学教授・前弊会理事)先生によるこれまでのツォンカパの中観思想に関する研究論文をまとめた『ツォンカパ中観思想の研究』が上梓されましたの […]