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VOICE NEWS

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日常読誦経典
本日のことば
2020.01.02
勝子行三十七頌
ナモー・ローケシュヴァライェー 一切法は不去不来と観じれども衆生の利益に一心に励み給える最勝の師 主 観自在よ常に三門で敬礼礼拝せん 利楽の源たる正等覚それは正法成就より成るそれもその行を知ることに依るそれ故に勝子たちの修行を説こう 得難き有暇具足 いま大船を得たこの時に自他を問 […]
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2019.12.08
二十僧伽の定義一覧
先日の学説規程の定例法話会では毘婆沙師の果の規程についての詳しい説明が行われました。クンケン・ジクメワンポの『学説規程・摩尼宝蔓』ではこれについて詳しく述べられてはいませんが、『現観荘厳論』に従って般若経に説かれる僧宝として二十僧伽を数える数え方について、根本教授がプリントを作っ […]
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ジェ・ツォンカパ
2019.10.11
デプン大僧院とジェ・ツォンカパの菩提道次第論
ゲルク派の宗祖ジェ・ツォンカパ・ロサンタクパ(ジェ・リンポチェ)は1419年のチベット暦10月25日に涅槃に入られました。本年は宗祖の600回忌にあたり、本山や本山のあるインドでは12月にダライ・ラマ法王を迎え、様々な行事があり、今年のリンポチェとアボの活動は残すところ、今月と来 […]
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2019.10.09
「或る者」(カチー)とは誰か
GOMANG ACADEMYでは大学院生のためにグンタン・リンポチェの十二縁起に関するゴマン学堂の教科書を読み進めることになり、9月には第一回目の研究会が行われました。その研究会のなかで、ゴペル・リンポチェがそもそも仏教研究者を目指す人たちと僧侶として仏教思想を学ぶことの基本的な […]
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2019.10.05
『縁起心頌註 善逝意趣荘厳』試訳(2)
甲二 テキストそのものの意味  本典そのものの意味には、本テキストの提示、その意味の解説との二つがある。 乙初 本テキストの提示  イェー・ダルマーのチベット語訳としては、 何であれ諸法は因によって生じている それらの原因とその滅をも如来は説いている 偉大なる沙門はこのように説い […]
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学説規定摩尼宝鬘
2019.09.22
毘婆沙師の学説
毘婆沙師の学説には、定義・分類・語釈・主張内容の四つが有る。 自証を認めず外部対象は真実成立者であるとする小乗の学説論者、これが毘婆沙師の定義である。それを分類するとカシミール毘婆沙師・西方毘婆沙師・中央毘婆沙師の三つが有る。阿闍梨ヴァスミトラ、有法。彼のことを毘婆沙師と表現する […]
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現観荘厳論
2019.09.19
三宝のうちの僧宝とはどのような存在なのか
先月はお休みしていた関東定例法話会も無事におわり、今週末の土曜日は久しぶりに京都にて法話会があり、日曜は真光院にて定例法話会があります。 現在は『菩提道次第広論』と『学説規定』を同時に行なっていますが、『学説規定』の方は、毘婆沙部の修行の結果として得られる境地の説明のところに入っ […]
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2019.08.06
『縁起心頌註 善逝意趣荘厳』試訳(1)
師と釈世尊と無区別な方の御足へ如何なるとき頂礼し帰依せん。 大慈で摂取され給わんことを。 断証の功徳を究竟しているお方 無辺の衆生をすべて解放する そのための甚深広大なる偉大なる善説 その法雨を降らせ給う釈迦牟尼如来に帰命する 勝者 勝子 その弟子たちこれを実践し高き境地へと導く […]
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クンケン・ジャムヤンシェーパ
倶舎論考究
2019.07.30
倶舎論における声処の分類
定例法話会ではジェ・ツォンカパの代表作である『菩提道次第広論』と『学説規定摩尼宝蔓』の両方を一般向けに解説しているが、声処の分類について、若干翻訳にも混同が生じていたので、ここで訂正をかねてクンケン・ジャムヤンシェーパの『倶舎論考究』から声処の分類について少し考察しておこう。 ま […]
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ダライ・ラマ法王
2019.07.22
雪獅子の曼荼羅---解題:ダライ・ラマ法王 Teaching in 広島2006公式伝授録
ダライ・ラマ法王の2006年広島訪問時の公式伝授録の動画のすべてをYouTubeにアップロードしました。これまでDVDBOXとして販売していたものです。(現在DVDBOXは販売しておりません) ブッダは空性に関する三昧に入りながら、同時に説法をする。そのことばは、たったひとことで […]
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ダライ・ラマ法王 Teaching in 広島2006公式伝授録
「人を思いやることが、自分の幸せにつながっているのです」祖国チベットの地を離れた今も、決して微笑みを絶やすことはなく、「愛」と「慈悲」の力を信じ貫き続ける、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ法王(1989年ノーベル平和賞受賞)。 人類史上最悪の惨劇を招いた第二次世界大戦から60 […]
ご談話
ダライ・ラマ法王
2019.07.09
日本別院開創15年にあたって
2002年11月には、2000年から継続している真言宗御室派大本山大聖院(広島県廿日市市宮島町)と本山デプン・ゴマン学堂の交流事業の一環として、弘法大師空海が安芸の宮島の弥山山頂に庵を構えて開創されてから1200年を迎える年に、ダライ・ラマ法王をお迎えし、新たに建立したチベット・ […]
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2019.06.11
自分は無宗教であるので慈悲や愛とは無意味なものであるという考えは間違っている。
現在のこの地球上には、70億人もの人間が住んでいます。そのうち10億人以上の人が宗教や信条をもっていない人だとのことです。この10億人以上の人が無宗教だということになります。この人たちもまた「人間」です。幸福を追求し、苦しみを望んでいません。 彼らのなかに「私は無宗教です。慈悲や […]
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2019.05.12
塵を払わん、垢を除かん
道次第の加行六法の第一は、「相応しい居室を清掃する」ということであり、前回は「相応しい居室」というのが如何なるものなのかということを見た。それに続けて正しい清掃作法について道次第の加行六法の解説で述べられることをまとめておこう。 先日のリンポチェの講習会で使われたラワ・ゲシェー・ […]
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2019.05.10
修行のための相応しい場所と部屋とはどのようにあるべきなのか
いよいよ令和の時代がはじまった。先日の大型連休では、菩提道次第論の加行法についての解説が高輪で行われ、連休中にも関わらず、いつものメンバーが参加して下さった。 加行六法の最初は「適切な居室を清掃する」というところからはじまるが、この部分はテキストにないので、その際にリンポチェから […]
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2018.12.28
釈尊成道の地、ブッダガヤにてダライ・ラマ法王を中心に学術大会・会議・法話会が行われてます。
日本での法話会などの日程を終えられてインドにお戻りになられたダライ・ラマ法王は、一度ダラムサラに戻られた後、釈尊が三十三天からこの世界に再び降臨された場所であるサンカーシャにてインド人の所化を対象として『入菩薩行論』の法話会を行われました。 その後、釈尊成道の地、ブッダガヤに移動 […]
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ケンスル・リンポチェ
2018.12.06
チベット式・寺院参拝の心得
12月になり、そろそろ年末が近づいてきました。これからの年末年始には神社や寺院などを参拝する機会も多くなります。そもそもお寺をお参りしたり、巡礼するということは、どういうことなのか、そしてどのような気持ちでお参りすればいいのか、チベット仏教の総本山デプン・ゴマン学堂からやってきた […]
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2018.12.04
84,000頭の巨大な象に乗せても運べない教え
釈尊は、所化の意思に答えるための「八万四千の法蘊」を説かれたといわれているが、そのたったひとつの「法蘊」がどのくらいの分量なのか、といえば、文字にして経典として編んだ時、その巨大なる象に乗せても運べないくらいの量だ、と伝統的にいわれていると先日もゴペル・リンポチェは法話会で紹介な […]
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ジェ・ツォンカパ
了義未了義判別論・善説心髄
『無尽慧所経』でどのように了義・未了義が説かれているのか。
A2 『無尽慧所説経』に基づく立場 A2の『無尽慧所説経』に基づいて、了義・未了義を判別する立場には二つある。B1 経典でどのように説かれたのかを提示する、B2その意味が如何に解釈さているのか。 B1 経典でどのように説かれたのかを提示する 主龍樹父子は、了義・未了義を判別する経 […]
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ご談話
ダライ・ラマ法王
2018.11.27
今世紀の仏教徒として日本人が取り組むべきこと
2018年11月22日、ダライ・ラマ法王は福岡をご訪問なさり、南岳山東長寺を拠所とする法要『平安・平和への祈り in 福岡』へとご参列なさり、近年の災害で亡くなられた方々のために追悼法要を行なってくださいました。以下その時の法王猊下の質疑応答部分を翻訳しましたので、ご参照ください […]