文殊師利大乗仏教会
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本日の教え
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キーワード: 本日の教え
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本日のことば
2023.07.15
シャクトリムシは植物ではない
樹から生まれた寄生虫が 自分の樹を滅ぼしてゆく 貪欲から生まれた智慧が 貪欲の過誤を寂滅させる 33 本偈は秘密真言道における貪欲転道法が、本来煩悩である貪欲を道へと転用して顕教では説かれていない如来の色身を成就していく過程を、樹のなかに棲んでいる寄生虫が自分自身の寄生する樹を蝕 […]
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本日のことば
2023.06.26
体と心の温度を調整する
よきハリチャンダナによることで 苦しい高熱の症状すら癒えてゆく 大悲の味がする見解によることで 三毒の百病でさえも根治してゆく 32 私たち生物はすべて、一定の体温を維持して生きている。私たち人類であれば、一日の外気の気温差が五十度以上あってもさまざまな形で体温調整をしながら生き […]
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本日のことば
2023.06.25
偽物の剣・本物の剣
木刀の剣を振りかざして勢いよく敵陣へ 斬り込んでいくのは敵が喜ぶだけである 偽物ややちっぽけな思考力で再生の根を 根絶させてやると騒いでも不可解である 31 どんな人でも死んでいき、私たちは誰ひとりとしてここにこのまま生き延び続けることができるわけではない。すべてを捨ててたったひ […]
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本日のことば
2023.06.20
森のなかで腐らずに静かに花を咲かせる
清浄なる禅定に依ることで 神通等の徳は起こってくる 茎が小さくとも腐らなければ その先で花を咲かせ乱れ舞う 30 心を善法へと向かわせ続けることが出来る、ということは、その心が強いことや特別であることと同じこととなる。禅定の修習に精進することによって、精神は鍛錬され、感覚は研ぎ澄 […]
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本日のことば
釈尊の行状とその教法
2023.05.17
在家仏教徒の心得:やめるべきこと・やるべきこと
今週末の5月20日(土)より6月4日までチベット暦4月サカダワ月が始まります。サカダワ月は釈尊の降誕・成道・涅槃の三つの大祭が重なったものであり、すべての仏教徒にとっても一年で最も重要な時期です。 多くのチベット仏教圏ではサカダワ月は完全に菜食したり、潔斎をするなどさまざまな形で […]
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本日のことば
2023.04.24
決して消えない禅の灯明
強い風が幹を揺らすなら 果実は地面に落ちてしまう 躁鬱や散乱で揺れ動いて 禅定は目標を捨ててしまう 29 どんなに太くしっかりと根を張り巡らせている大きな樹であろうとも、強い風が吹き木の根幹から揺さぶられ続けていると、せっかく何日もかけ、何ヶ月もかけて大切に実らせてきた果実を無惨 […]
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本日のことば
2023.04.16
悠久の時を精進でゆっくりと歩いていく
因時に精進を棄てないなら 果時に一切の功徳が生じる 根元の水分を欠かさない限り 先端には葉も実も成るだろう 28 精進とは、他の衆生に対して役にたちたいと思い、その意思を行動・言動・思考を通じて発動して、善資を積むため、あるいは利他行を実践するために積極的な態度を保っている精神状 […]
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本日のことば
2023.04.14
棘が刺さっても動揺しない
刺さってしまった棘に反撃して 平手打ちをするのは冗談だろう 加害者に対してさらに憎悪しても 自分を破滅に導くだけなのである 27 樹や植物には棘があるものもある。山歩きをしていれば、棘がある樹に引っかかってしまうこともあるだろうし、偶々うっかり棘がある枝に触れてしまうこともある。 […]
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本日のことば
2023.04.13
地中の根、消えない灯明
高く昇りつめ決定的な善に至ること そのすべての根は戒律以外に何も無い 擾々とした枝も葉も その果実も その根源はただ樹幹だけにのみある 26 これから死んでいく私たちは、死後再び別の肉体をもってこの人身を再現するか、善行を行うことができる神々へと生まれ変わるのかを目指すこと、これ […]
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本日のことば
2023.04.08
完熟の実を実らせて輝く樹の下に集う
完熟の実を実らせた輝ける樹は 大地から水を飲み人々は集っている 惜しみなく施しをする輝かしき人 彼がすべての人の望みを叶えている 25 一切衆生を済度するために、成道の決意をした菩薩たちは、広大なる六波羅蜜と四摂事よりなる菩薩行のなかでも、まずははじめに布施波羅蜜を究竟していなけ […]
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本日のことば
2023.04.05
はじまりの季節に
樹々の実は摘んでゆくと尽きてしまう しかし如意樹の実は尽きることはない 善業の実もまた享受すれば尽きてゆく しかし菩提心は善をさらに増加させる 24 長く凍えそうでもあった冬が終わり、穏やかな風が吹き出すと少しずつ鳥たちも動き出す。夜の時間が少しずつ短くなり、毎日の陽光が大地を暖 […]
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本日のことば
2023.03.06
閃光を放つ光源となれるのか
百頭の牛馬にも重すぎる荷物でも 巨大な木馬車は一台で運んでいく 声聞や独覚の何人たりとも担げない そんな重荷が勝子の肩で輝いている 23 正月十三日に釈尊は、舎衛城にて丹田から二つの光の筋を放ち、釈尊から七尋ほど(身長の七倍程度)のところに降り注ぎ、そこに二つの蓮華から二人の如来 […]
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本日のことば
2023.03.04
見知らぬ無関係な人など何処にもいない
優曇華の種も別の種から生える それ故に始まりもないのであり 終わることもまたないのである 両親でない者など誰がいようか 22 如来がこの地上に出現する時や、この世界のすべての支配する転輪聖王がこの地上に出現する時にだけ美しい花を咲かせる優曇華は、如来が涅槃寂静を象徴する拈華微笑の […]
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本日のことば
2023.03.03
解脱や一切智の邸宅を建てるのは決して簡単なことではない
柱・梁・桁・棰と組み合わることで 緑廊は快適なものに仕上がってゆく 殊勝な三学処を合わせて修めるなら 解脱という殊勝な邸宅は竣工できる 21 きちんと出来上がっていない家には私たちは住めない。快適な暮らしをするためには、きちんと材料が過不足なく揃っていなければならないし、粗末な材 […]
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本日のことば
釈尊の行状とその教法
2023.03.02
春のやさしい慈悲の光だけで語りかけてくれる時に
本日はチベット暦の正月11日。水卯歳の今年11日は本日3月2日・3日の二日間ある。正月8日から世界的なパンデミックでこの2年間開催することができなくなっていた「神変祈願大祭」(チョトゥル・モンラムチェンモ)が本山のあるムンドゴッドではデプン大僧院では無事に行われることとなった。今 […]
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本日のことば
2023.01.26
苦々しい人間でも甘く薫ることができようになる
甘蔗の蜜で完全に煎じるなら 千振の苦味さえも取り除ける 道諦を完全に習熟することで 苦の根である集を断ってゆく 20 「千振」(センブリ)というリンドウ科センブリ属の植物は、その全体に苦味があり、それを千回煎じたとしてもまだ苦味が消えない、と言われるものである。千振の別名は「当薬 […]
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本日のことば
2023.01.25
枯れてゆく樹木が教えてくれるもの
百年も生えていた樹でさえも いつかは必ず枯れ斃れてゆく 有頂天へと達していようとも 抗えぬ悪趣にまた堕ちてゆく 19 しっかりと年輪を重ねて生えている大木でもその時が来れば枯れて朽ちて斃れていく。どんなに素晴らしい神々のなかでも最高の境地である有頂天の境地に生まれていることがあっ […]
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本日のことば
2023.01.24
華やかではなくても芯のある樹木のように
栄華を極めようとこの輪廻では 報われることもなく核心もない 芭蕉の茎が露でいくら輝くとも 先から端まで何処にも芯はない 18 私たちがいま如何なる時を生きており、何処にいて、これからどのようにしたらいいのか、ということは私たちの最大の関心事である。ある地域やある家族に人間として生 […]
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2022.12.15
ダライ・ラマ法王永住祈願法要 本会(2022年11月30日)
先日ご案内の通り、2022年11月30日まで如意輪白多羅尊に基づくダライ・ラマ法王猊下の永住祈願法要が、ゲルク派三大総本山が共同で運営する神変祈願大祭基金と本山デプン・ゴマン学堂の発願にて、インド・ダラムサラの大乗法苑(テクチェン・チューリン)にて行われました。 今回の法要は、こ […]
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2022.12.07
ダライ・ラマ法王永住祈願法要 序会最終日(2022年11月29日)
2022年11月24日から30日まで如意輪白多羅尊に基づくダライ・ラマ法王猊下の永住祈願法要が、ゲルク派三大総本山が共同で運営する神変祈願大祭基金と本山デプン・ゴマン学堂の発願にて、インド・ダラムサラの大乗法苑(テクチェン・チューリン)の時輪堂(カーラチャクラ堂)にて行われました […]
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