文殊師利大乗仏教会
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樹の教え
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グンタンリンポチェ
本日のことば
樹の教え
2024.09.14
火の始末には御用心
粗暴な二人が交じり続ければ いつかは傷つけ合い破滅する 二本の乾木を擦り合わせれば 両方ともに燃え上るのである 67 暴力的な人間が二人いれば、互いに協力して悪行を行うこともあるが、最終的には仲違いし傷つけ合い自他共に破滅していくものである。本偈はこのことを火起こしのためのアラニ […]
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本日のことば
樹の教え
2024.09.04
影響を受けやすいもの
欠点は伝染しやすいものだが 功徳は伝染し難いものである 木で炎を強めるのは容易いが 川を分流させることは難しい 66 人と交わり、他人の悪影響というのは受け易い。しかしながら他人の良い影響というものは受け難いものである。良くない習慣も同じであり、さほど努力しなくても良くないことと […]
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本日のことば
樹の教え
2024.09.03
風まかせに飛んでいかない
風任せに飛んだ木綿が落ち着くのは 山の頂きではなくただの窪地である 心の狭い人はあちこちを巡りめぐり 最終的には破滅の淵へと堕ちていく 65 木綿は木の先端に咲いた白い花がはじけたものである。真っ白なその花は無垢でとても愛らしく美しいけれども、少しだけ勢いのある風が吹いた時、軽い […]
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本日のことば
樹の教え
2024.09.01
森の中で育っても役にたつ
賢者というものは別の場所にいても 大切にされるし重宝されるのである 森の中で育った樹が他所にあろうと きちんと木の仕事をこなせるように 64 深い森の真ん中で育った立派な木は、切り倒して別の場所に運ばれても立派な木として評価される。ちゃんと育っている限りその立派な木としてちゃんと […]
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樹の教え
2024.08.30
人にも向きがある
財力や権力が同じでも 善悪は所業から分かる 切口の太さが同じでも 元末は川に流せば分かる 63 植物は、根から吸収した水分や栄養を幹や枝を通して葉に水分を届けている者である。先端に近い方を末口と呼び、根に近い方は元口と呼ぶ。枝や丸太の太さが大体同じで模様も分かりにくく一眼見ただけ […]
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本日のことば
樹の教え
2024.08.15
しっかりと支えている柱になる
柱である限り 白檀であれ杉であれ 梁を支えられることに変わりはない 志をもつ限り 豊かでも貧しくとも 活動ができる時間には変わりはない 62 高価な素材である白檀で作った柱であろうとも、安価な素材である杉で作った柱であろうとも、柱として張り巡らせる梁を支えることのできる能力には全 […]
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本日のことば
樹の教え
2024.08.09
心根にやさしさを持つということ
心が狭くて性格も悪いのならば 長所があろうと役立たずである 根元が毒に浸かっているのなら 美しい花でも誰も必要としない 61 性格が悪ければ、その人にどんな長所があったとしても、本人にも他人にも誰にも役立つことはない。これは外面でどんなに美しい花が咲いていても、根元から毒性を吸っ […]
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2024.08.05
歪んだものを補正する
歪んだ樹をいくら伸ばしても 湿気があればまた歪んでゆく 悪い性格をいくら矯正しても 切掛があれば本性が露呈する 60 歪んだ人間を歪んでいない人間にするのは難しい。それは元々歪んだ木をいくら真っ直ぐに伸ばしても、湿気などがあればすぐに元通り曲がってしまうのと同様である。 木材の歪 […]
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2024.07.31
凡人の評価、神々の評価
賢者は寂静処に棲んでいるとも その高評は天が語り伝えてゆく 南方の山に栴檀は生えていても その薫香は風が分け運んでいる 59 南方世界には最勝なる山であるマラヤ山(摩羅耶山・牛頭山)という山があり、その麓には、純白色をした栴檀の樹が生えており、この栴檀のことを「牛頭栴檀」という。 […]
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2024.07.23
決して傷つくことがない人たち
杉の葉は火の中にくべるとも その芳香は益々と燻っていく 勝れた人は傷つけたとしても その偉大さが益々歴然となる 58 勝れた人物というのは決して傷つくことがない。彼らをどんなに傷つけようとしても、決して傷つけることができない。彼らをどんなに暴力で傷つけたとしても、彼らが報復してく […]
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2024.07.20
切り刻まれても失われない気高さ
沈香木は百片に切り刻もうとも 自然の芳香を失うことなどない 勝れた人物は困窮していようとも 善き本性を捨てることがあろうか 57 勝れた人物はどんな逆境に立たされようともその善良な性格を捨てることはない。これは沈香の木をどんなに細かく切り刻み百の破片や粉末状にしても、その天然の芳 […]
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樹の教え
2024.07.11
中身がなければ上を目指しても無駄である
下品な人物は王位に担ぐとも 非道な活動を推進してしまう 芭蕉は上へ上へと生えるとも 房を下へ下へと垂らしていく 56 芭蕉やバナナは単なる草であり、樹ではない。中身が空洞であり、実をつければ茎は枯れてしまう。他の植物と同じように日光を求めて上へ成長しようとするが、実際に房は下へと […]
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2024.04.24
眼にも見えない、姿形のない本物の功徳
自然の芳しい香りを持たなければ いくら白檀と語ろうと偽物である 勝れた人の法規に反しているのならば 勝れていると自認しても無意味である 55 沈香や白檀などの香木は、その樹脂自体が天然の芳香を放ち、その芳香は何百年も継続して薫る。沈香の場合は、加熱しなくてはならないが、白檀は花・ […]
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2024.04.13
木彫りのライオン、人間のライオン
判断する智慧の力がなければ 立派な地位すら愧の素である 恐ろしい獅子も木彫りならば 怖がろうとも何の意味もない 54 私たちの殆どは、自分たちの名前や肩書きに相応しい人物であるという訳ではない。「人間」というこの素晴らしい境涯に生まれきていても、「人間である」ということの価値を充 […]
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2024.03.13
甘い果実を実らせるため
学ぶ時に気が散ってしまう人は 賢者になりたい希望は叶わない 花が霜で凍ってしまうのなら その樹の果実は期待できない 53 きちんと学ばないで学んだ結果を得られると願うことは、無意味である。誰でも最初は分からないし出来ないのは当然であり、きちんと学ばなければ結果を享受できることはな […]
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本日のことば
樹の教え
2024.02.01
外面を繕っても意味はない
生まれつき徳をもってないのなら 外面を繕って何か意味があるのか 枝葉すらもないような枯れた木に 宝冠で飾ったから美しくなるのか 51 人の徳というものは、人の外面ではなく内面にその所在がある。私たちの幸福も不幸もすべては心に現象なのであり、それは物質ではないので形があるものではな […]
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本日のことば
樹の教え
2024.01.21
実りある謙虚さとは
あらゆる功徳をもつ賢者なら 慢心せず穏やかで律している 重みのある実りある樹ならば 穂先で頭を垂れて佇んでいる 49 功徳をもっていない人たちは 高慢で頭を反らせ背伸びする 果実を実らす養分を吸収せぬ 高い木が固いのは事実である 50 徳のある人間とは、自己を過大評価することなく […]
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グンタンリンポチェ
本日のことば
樹の教え
2024.01.20
外面と内実
外側と内側と熟しているかどうかで 菴摩羅の果実も四種あると説かれる 人もまた心と活動とのこのふたつが 浄らかであるのか否かで様々である 48 「菴摩羅の果実」とは英語のマンゴーを表すサンスクリット語「アームラ/アムラ」を音写したものである。マンゴーは釈尊の故郷インドの代表的な果物 […]