VOICE NEWS

ダライ・ラマ法王
2011.09.20
ダライ・ラマ法王引退とチベット最新状況
bTibet Xでダライ・ラマ法王日本代表部事務所のラクパ・ツォコ代表にダライ・ラマ法王の御引退とチベットの最新状況を伺った際のシンポジウムのテキストを公開しました。 2011.6.17 bTibet XI Spring Tokyo 於:大本山護国寺 忠霊堂 語り手:ラクパ・ツ […]

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ゲシェー・チャンパ
2011.09.19
仏教にしかない考え
「仏教の他の宗教とは違う特質は何か?」 9月17日に奈良の十輪院で行なわれた法話会。ゲンチャンパはそんな質問から説法を初められました。 「仏教が他の宗教と違う点、それを理解していないと仏教を学ぼうとするのは難しい。以前、ある人が仏教の特殊な考えは、『無常』という考え方だと言ってき […]

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ダライ・ラマ法王
2011.09.16
ダライ・ラマ法王の御引退とチベットの最新状況
bTibet Xでダライ・ラマ法王日本代表部事務所のラクパ・ツォコ代表にダライ・ラマ法王の御引退とチベットの最新状況を伺った際のシンポジウムのテキストを公開しました。 2011.6.17 bTibet XI Spring Tokyo 於:大本山護国寺 忠霊堂 語り手:ラクパ・ツォ […]

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2011.08.07
善は秘して増え、罪は告げて清まる
先月の終わりに行なわれた定例法話会は、煩悩の説明でした。前回で根本煩悩の説明が済んでいたらしく、今回は20ある随煩悩のうち14の掉挙までを説明していただきました。忿、恨と、一つ一つの随煩悩の説明が、とても耳に痛かったです。 その中で「覆」の説明が、面白いなと思いました。覆とは、自 […]
量七部荘厳
2011.07.15
C2 場所の違いから必要ないという誤解の否定
(5a1) 他説の提示 これら七部よりなる典籍は、異教徒を否定するだけのために必要なので、彼等がいない場所で〔その典籍を〕聴聞し、思惟するといったことは必要ない。 (答え) これも、法を断ずる大きな誤解である。それもすなわち、前世と来世が存在しないので善をなし悪を慎むことが無 […]
TEACHING2010
2011.05.05
特別法話会2010の第二弾を配信
先月から配信しはじめた昨年のダライ・ラマ法王の特別法話会の映像の続きを配信します。当初毎週配信する予定でしたが、ダライ・ラマ法王の引退声明の翻訳や先日護国寺で行われた特別慰霊法要の経本作成などばたばたしておりましたので、すこし遅くなりました。 今回の動画では、前回我々の幸福感には […]

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2011.05.01
談話:東日本大震災49日法要
2011年4月29日大本山護国寺にて行われた東日本大震災49日特別慰霊法要でのダライ・ラマ法王の談話を翻訳しましたので公開します。 このたび日本全体が、特には地震、津波、原子力発電所の放射能漏洩といったひどい逆縁が起こったことで、多くの方の命が失われ、御家族を失ったご遺族も沢山居 […]

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2011.04.30
談話:東日本大震災49日法要
2011年4月29日大本山護国寺にて行われた東日本大震災49日特別慰霊法要でのダライ・ラマ法王の談話を翻訳しましたので公開します。 このたび日本全体が、特には地震、津波、原子力発電所の放射能漏洩といったひどい逆縁が起こったことで、多くの方の命が失われ、御家族を失ったご遺族も沢山居 […]
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2011.04.10
無常を修習しないならば、氷上に家を築くのと同じである
無常を修習することの重要さを説いた言葉に、 「無常を修習しないならば、氷上に家を築くのと同じである」 というのがあるそうです。 若い時、刹那的な楽しみに浸ってしまい、年をとって死ぬ間際になって慌てて法を行おうとするのでは後悔先に立たずで、おそすぎます。 3月の奈良の法話会でも、ゲ […]

CIRCLE
ダライ・ラマ法王
2011.03.19
談話:ダライ・ラマの政治権限の無効化について
2011年3月19日チベット暦正月十五日 於テクチェンチューリン本堂 大祈願祭の本生譚の説法の際になされた法王談話 インドに亡命した後、1960年から民主化への歩みを進みはじめました。その後30-40年間、純粋な気持ちで民主化の歩みを段階的に進めてきました。チベット人の社会ではこ […]
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2011.03.13
東日本大震災のすべての被災者の方に
このたびの東日本大震災のすべての被災者の方に心よりお見舞い申し上げます。 日本別院では僧侶一同、昨日より早朝より神変大祈願祭の予定をはやめてお亡くなりになられた方のご冥福を祈り申し上げますと同時に、まだ様々な災害が続いておりますが、みなさまのご無事ならびに二次災害が拡張しないよう […]
CIRCLE
VOICE
2011.03.11
傲慢の固まりに水を撒いても、福徳は生じない
最近、ゲンギャウさんは以前にも増して日本語の勉強に精をだしておられます。 日めくりカレンダーを毎日めくり、その紙の後ろにせっせとTVから聞こえてきた日本語を書き出しては、 「これは何の意味ですか?」 と、質問してこられます。 還暦を越されたゲンギャウさん。 「いくら覚えても、すぐ […]

VOICE
2011.02.19
貴族女性の歩き方をまねてはならない自分の歩き方を忘れてしまう
チベットのことわざに、 「貴族女性の歩き方で歩いてはいけない 自分の歩き方を忘れてしまう」 というのがあるそうです。 昔のチベットにいた貴族の女性たちは独特な方法でのんびりくねくねと歩いたそうです。 日本でいうところの花魁のような歩き方でしょうか? ある時、ある人が冗談で貴族の […]

アボ
2010.10.27
道の理由
「あなたはどうして僧侶になったんですか?」 それは、俗人が僧侶に対してきっと一度は抱く疑問。チベットの場合、出家し僧院での修行生活に入ると俗の世界からは切り離される。厳しい戒律、厳格な師、難解な仏教。なぜ、あえて困難な道を歩むのかという疑問が浮かぶ。 「僧侶になりたいと私が言った […]
ダライ・ラマ法王
2010.09.30
11月11日 ダライ・ラマ法王特別法話会
第11回ノーベル平和賞受賞者世界サミットに参加されるダライ・ラマ法王より特別説法会を行っていただくことが決定しましたのでご案内します。 ダライ・ラマ法王Teaching 2010 in 広島 特別法話会「輪廻と業果」~過去・現在・未来と「私」を見つめる 特別ゲスト:ダライ・ラ […]

ジェ・ツォンカパ
2010.09.18
道三種枢要
[帰敬文] 至尊大師たちに頂礼します。 0 [礼賛] 勝者の教説すべての核心の目的 勝子たちに讃嘆されている道 賢劫の解脱を求める者たちの桟橋 私はこれらを出来る限り説明してみたい 1 [著作宣誓] 誰であれ今生の楽へと執われず 有暇具足を活かさんと勤める者 勝者を歓喜させる道へ […]
VOICE
2010.08.25
語ることも思考することもできないもの
仏典のなかで実践の深遠さというものが説かれる時、「語ることも思考することもできないもの」(不可詮・不可思議)と何度も説かれています。一方では、同時に実相の意味を知るためには、「聴聞をしたり考えることが必要である」とか「論理によって検討すべきである」とも何度も説かれています。 この […]

VOICE
ダライ・ラマ法王
2010.08.13
ブッダの境地というものはいまの我々の延長線上にある
我々はいま今の段階では我執をもっている。この我執にまみれた心が“我”を捉えているのである。しかしそう捉えている通りに成立しているのだろうか。これを繰り返し検証し考える必要がある。そうすることで“無我”とは何のことか分かる。これが聞所成の慧である。 そしてそのような理解が起こった後 […]

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ケンスル・リンポチェ
2010.08.12
チベットの僧侶の衣
チベットの僧侶の衣は何故赤いのかと申しますと、もちろんそれはチベットは気候が大変寒いということもあげられますが、お釈迦さまがお経のなかで「黄色か青か赤の衣を着るとよい」とおっしゃっているのに基づいています。 またチベットの僧侶の衣のなかで下に履くシャンタプというのがあるのですが、 […]

ケンスル・リンポチェ
2010.07.27
ケンスル・リンポチェ
チベット仏教ゲルク派総本山デプン・ゴマン学堂の第75代学堂長ケンスル・リンポチェ・ゲシェーラランパ・テンパ・ゲルツェン師は、財団法人東洋文庫外国人研究員を長くつとめ、現在の日本のチベット研究者を指導し、その後、MMBAの会長として、日本初のチベット仏教僧院を広島で開創するなど、日 […]