2019.07.22

ダライ・ラマ法王 Teaching in 広島2006公式伝授録

THE MANDALA OF SNOW LIONS : His Holiness the Dalai Lama XIV Teaching in Hiroshima
2006年11月1日〜8日

「人を思いやることが、自分の幸せにつながっているのです」祖国チベットの地を離れた今も、決して微笑みを絶やすことはなく、「愛」と「慈悲」の力を信じ貫き続ける、チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ法王(1989年ノーベル平和賞受賞)。

人類史上最悪の惨劇を招いた第二次世界大戦から60年が過ぎてなお、今もまだ世界中が、悩み、苦しみ、もがいています。

弘法大師が唐から持ち帰った密教が日本に伝えられた1200年後の2006年、人類の平和の象徴とも言うべき広島の地で、日本で初めてダライ・ラマ 法王が密教の伝授を授けられました。

「広島で開催されるからこそ意義がある」そう語ってくれた、やさしく、あたたかく、おだやかな、力強いダライ・ラマ法王の言葉に耳を傾け、ゆっくりと考えてみませんか。「幸せ」のむずかしさを多くの人が感じているこの時代、
あなたにとって、大きなヒントが得られるかもしれません。

公式伝授録 DIGITAL VIDEO EDITION


EPISODE 1 広島国際平和会議2006

「この世の中のすべての苦しみをゼロにしたい」この思いを抱き、世界最初の被爆地、広島に三人のノーベル平和賞受賞者が集った。デズモンド・ツツ大主教、ベティ・ウィリアムズ女史、この二人のノーベル平和賞受賞者を迎え、市民とともに世界へと発信されたダライ・ラマ法王たちのメッセージ。ここには20世紀の平和の巨匠たちによって未来の人間に託された、この地球上で私たちが生き延びるために必要な教えが詰まっています。


EPISODE 2 二つの伝統の重み

2003年11月、ダライ・ラマ法王は三年後に開創1200年を迎える、大聖院への来訪を決定。チベット・日本の仏教交流を目指して建立された弥勒仏の開眼法要の内容をはじめ、両界曼荼羅の伝法、平和会議など、すべての予定は法王によって提案された。三年後、ダライ・ラマ法王は広島を訪問し、龍蔵院デプン・ゴマン学堂日本別院での合同法要を口切に、世界的にみても異例な一週間以上もの日程がはじまった。弘法大師が密教を伝えてからちょうど1200年経った節目の年に、チベットと日本という二つの伝統が絡み合い、未来への提言がなされた。


EPISODE 3 仏教とは何か

Episode 3「仏教とは何か」2006年秋、ダライ・ラマ法王が広島を訪問した。その最大の特徴は、五日間にもわたる本格的な仏教の教えをとくことにあった。本編はその初日の講演を収録。釈尊が2500年前にインドでといた教えとは何か。このことが最も基本的な教えである四聖諦を中心に説かれている。


EPISODE 4 すべては縁起し空である

Episode 4 四聖諦とは何か、ということを中心に説かれたのに続き、ジェ・ツォンカパ『道の三要訣』が講伝される。ここでは厭離心・菩提心・空の理解というこの三つを中心に仏教の修行体系の全体像が示される。中観派の伝統的な思想世界へ、現代的感覚をもったダライ・ラマ法王がいざなう。

EPISODE 4+ 質疑応答集

質疑応答 2006年に弘法大師空海が開創してから1200年の記念の年に、ダライ・ラマ法王は宮島大聖院にて日本ではじめての密教伝授となった両部曼荼羅の伝法灌頂を行われた。本編は灌頂儀式に先立って行われた前行法話会における質疑応答を収録したものである。


EPISODE 5 大悲胎蔵曼荼羅灌頂会

弘法大師空海が日本に伝えた密教のひとつの柱である『大日経』は、チベット仏教では行タントラの根本タントラとして位置づけられています。日本では「大悲胎蔵曼荼羅」と呼ばれ、「大悲胎蔵」とは「大悲を本質とする」大日如来ならびに曼荼羅の諸尊のすべてが大悲心を本質としていることを意味しています。本編は2006年11月6日に大本山・大聖院を拠所として、このタントラの行を行うための入門儀式「灌頂」を日本ではじめてダライ・ラマ法王が行った時の記録映像です。


Episode 6.1 金剛界曼荼羅の世界

本編は2006年11月8日宮島大本山・大聖院を拠所にダライ・ラマ法王により日本ではじめて行われた密教伝授会のダイジェストです。『一切如来真実摂経』はチベット仏教では瑜伽タンントラの根本タントラとして位置づけられ、「初会金剛界品」は金剛界大日如来を中心とした三十七尊よりなる金剛界大曼荼羅に対する瑜伽行をその中心教義としています。1週間以上にもわたった説法会をしめくるるものとなった金剛界の伝法灌頂における説法と灌頂儀式のダイジェストを本編では収録しています。

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