あけましておめでとうございます。
年末にインドのガンデン寺で開催されていたダライ・ラマ法王のティーチングも無事終了し、デプン・ゴマン学堂集会殿を加持されました。このティーチングに参加後、ゲン・ロサンは「ラマ・ウンゼー(経頭師)」になられるためギュメー密教学堂に入られるとのことでした。(詳細は“ゲン・ロサンはギュメー密教学堂の「ラマウンゼー」に”)
そして、秋の特別法会で来日された際、戻られる前にゲン・ロサンから次のようなお言葉をいただきました。
ここでこうして皆が集えているということは「縁」があるということです。
前世よいことをした縁起の結果です。
よい結果を生むにはよい行動が必要ですが、その時一番大切なのはその行動に「こころ」があるかどうかです。
形だけよいことを言っても、よいとされる行動をしても、そこに「こころ」がないと意味がありません。
何事も「こころ」を持って行動すれば必ず善い結果を生みます。
私たちは縁あって同じ仏教を学ぶことを通じて、こうして会うことができています。
みなさんが私を必要とするのであれば、私はまたいつでもここに来ます。
そうおっしゃってゲン・ロサンはお帰りになりました。
これから6年間は大変忙しくなられるので、来日していただくことが難しくなりそうですが、少し落ち着いたらまた来ていただくために、日頃から「善いこころ」を持って「善い行動」をするように勤めなければなりません。新年のスタート、何事にも「こころ」を持って!
(チベット暦元旦は2月19日です。)