HHDL20061108

ダライ・ラマ法王に関する記事

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ダライ・ラマ法王
2019.10.01
広島の若者たちへ
広島に原爆が投下されてから六十年近くの月日が経った。広島でも若い世代の人間が増え、戦争も知らない人間が多くなった。近年被爆者と未来を創造してゆく若者が集まり「世界平和首都」という理念のもとに、今後の広島の人々がどのような活動をしたらいいのかメッセージをいただいた。 2003年11 […]
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ダライ・ラマ法王
2019.10.28
やさしい人間となるために
私たちは人間だからこそ、やさしい人間でありたい、他人を思いやる気持ちをもちたい、という行いをすることができます。 そして、このことは必ずよく理解しなくてはなりません。やさしい気持ちを人間がもち、そしてそれを実現したいという純潔な志をもつのなら、自分自身の幸福を達成することができる […]
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ダライ・ラマ法王
2019.10.28
心性本浄論
心の本性は光り輝くものであり、煩悩は客塵である またもうひとつ問題があります。無明とは心の自性にまでその影響を与えているものなのかどうかということです。インドの外教徒ミーマンサー学派の論理では、垢は心の本性にあるとしていますので、だから心が尽きなければ、垢が尽きる事はないとしてい […]
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ダライ・ラマ法王
2019.10.28
正しく知ることで誤解を取り除く
このように仏教とは、心を非常に深く検証して、我執、真実把握を断じることが最終目的になります。我執、真実把握こそは、すべての煩悩の根であり、「痴」「 無明」とも呼ばれています。「痴」とは対象に暗く疎いことです。 一般に無知には二種類あります。すなわち、単なる無知と誤解との二つです。 […]
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ダライ・ラマ法王
2019.10.28
仏教とは心の科学である
近年、健康を考えたり、身体の健康維持や家庭問題、社会問題、これらが感情の働きと深く関係していると注目されはじめてます。たとえば脳の神経があげられます。脳神経以外にも身体全体の細かい神経組織に至るまで、感情との関わりが注目されています。 ある種の感情は、身体全体の免疫システムに効果 […]
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ダライ・ラマ法王
2019.10.28
諸法実相
経典では「如来が出現しようがしまいが、諸法の法性は存続している」と説かれています。 このように法性というのは、常に有るものです。ここに諸法は様々に現象して、それはまた認識されていますが、それらの法の本質 実相、それは常に存在し続けています。どんなものでもそれが有れば、その実相は必 […]
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ダライ・ラマ法王
2019.10.28
般若波羅蜜多とは
『般若心経』ではこのように説かれています。 三世諸仏、依般若波羅蜜多故、得阿耨多羅三藐三菩提。 三世の諸仏は、般若波羅蜜多に依るが故に阿耨多羅三藐三菩提を得る これは我々をも含め、過去、現在、未来において仏となろうとするすべてのものが成仏することを可能とさせるものが、般若波羅蜜多 […]
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ダライ・ラマ法王
2019.10.28
EP0309 成仏のプロセスと三宝
それでは無我を直観する智とは、何から起こるのか、何処に起こるのか、どのように起こるのか。 それは我々の意識、今の段階では我であると捉えているこの意識、我執をもったこの意識、我執にまみれたこの心に、我執の捉える通りの我は成立しているのか?これを何度も何度も検証して考えることで「無我 […]
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ダライ・ラマ法王
2019.10.28
EP0308 仏教の根本実践「非暴力」
「仏教とは何か」これはそれは思想と実践との二つで説明する事ができます。実践としては非暴力、思想としては縁起思想です。 実践としてのこの非暴力の核心は、“悲”を根本とする教えであるからこそ、非暴力の実践が有るというこの関係です。悲の修習を究竟して、悲の力が最大限発揮される時に、非暴 […]
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ダライ・ラマ法王
2019.10.28
EP0307 仏教の根本思想 縁起
四諦説は因果を説くものです。即ち獲得する果である常楽とその因である道諦、果である苦とその因である集、このように因果関係に有るものが説かれています。この因果関係こそが仏教思想のなかの、四つの学派すべてが認める仏教独自の思想でありすべての学派が認めるもの、これが「因果縁起」であり「縁 […]