Last Updated: 2024.06.01
༄༅། །བླ་མགོན་དབྱེར་མེད་ཀྱི་རྣལ་འབྱོར་བཞུགས་སོ།།

師主無分瑜伽必携次第

グンタン・ジャムペーヤン・クンチョク・テンペードンメ
デプン・ゴマン学堂の護法尊「黒石大黒天」

namo guru nāthāya

先 礼拝発心 護主無分尊瑜伽を実践するため三帰・発心を前行とする。

仏 法 最勝なる僧伽衆へと

菩提に至るまで私は帰依せん

布施等を行じた本福徳により

衆生利益のために私は成仏せん

三遍

次 勧請 強靭なる善意をもって

頭頂には蓮座 その上に日輪

その上で毘那夜迦を踏みしめ

藍黒の吽字が光明を放散して

収斂し此処に再び戻ってくる

速疾業者 智の守護者 六臂の君

御身は藍黒 肉喰鬼の忿怒形である

右腕に曲刀 髑髏念珠 振鼓をもつ

左腕に髑髏杯 三叉戟 羂索をもつ

蛇飾で荘厳され虎裙を纏われている

燃え盛る火焔の中心に鎮座し給える

彼の頭頂に帰依処の本師がおられる

三恩のある師 大悲を懐にされた方

説法印 禅定印で経帙を手にされる

微笑なさり歓喜されていらっしゃる

両尊の三処は三字で荘厳されている

胸元の吽字は光明を放散させている

法界から同形の智薩埵を招き入れて

眷属と勝者の会衆は供に降臨される

融解され一切の救済処の本体となる

殊には倶生の歓楽は遊戯し波を打つ

光明の網越に歴然と空虚に影現する

時には独尊 時には多尊で出現する

然 決して離れて別れることはない

本体は同一のまま歓喜なさっている

次 懺罪

無始時以来 三毒に支配されてきた

苦境に堕ちた度し難い罪人でさえも

悲痛で悔み 心ひとつに陳罪すれば

師護主無分尊よ 大悲で浄め給わん

次 供養

救済処の威力 法界の真実力により

真言 禅定 印相で化作し陳列した

この信解の意に任せる供物の大海を

不足なく三地を遍満させて奉納する

次 勧進本誓

師護主無分尊よ 本誓を叶え給え

無辺救処集成よ 本誓を叶え給え

正法の障礙のすべてを寂滅し給え

正賢道が成就するため加持し給え

三士の菩提の道次第にしたがって

勝者の密意のすべてを実現させて

顛倒の雑念のすべてを寂滅させて

相続を成熟解放せんと加持し給え

即 いまこの時より菩提に至るまでは

君以外に希望を託す方も私にはいない

有寂のすべての畏怖を払拭し給え

悉地の余りなくすべてを授け給え

次 師主無分瑜伽

ラマゴンポ・イェルメーラ。ダーニ・グーペー・キャプスチー。

師主無分の君に 私は恭敬し帰命する

ダクソー・セムチェン・タムチェーキ。ニョンモン・マリュー・セルワル・ショー。

我ら一切有情の 煩悩のすべてを除き給え

ゴンポラマ・イェルメーラ。ダーニ・グーペー・キャプスチー。

主師無分の君に 私は恭敬し帰命する

ダクソー・セムチェン・タムチェーキ。バルチェー・マリュー・セルワル・ショー。

我ら一切有情の 障礙のすべてを除き給え

右 諷誦 七遍 二十一遍 百千遍

次 廻向祈願

この善業で世々代々如何なる時も

勝者の正法をすべて護持してゆき

その逆縁を退散させ順縁を成して

師護主無分位を必定し成ぜんよう

殊には生まれ巡れるすべての生にて

最勝師と離れず 師の跡を追い続け

厭離 菩提心 正見等 清浄賢道を

見失わずに明瞭に現れているように

この現実が滅してく時には師護主よ

恐るべき中有の断崖から救出し給え

最勝国土 極楽浄土 補陀落浄土へ

往生し三身位を速やかに得んことを

師は護主の頭頂より降下され、彼の胸元に住し給う。護主も行者の頭頂より中道を通り降下され、この心臓部へと降臨なされた。以上のように観想する。

日頃から師本尊の顕現と離れないように請願する。何かを食べ、何かを飲む時も、常にその初物で供養し奉る。何かを行う時も常に必ず、彼自身が証人としてここにいらっしゃり、実現すべきことと廃止すべきことのそのすべてを正しく実践できるように善資の積集と罪業の浄罪に勤めなくてはならない。

以上、本師護主無分尊瑜伽必携は、浄信の勤行者、最勝の知者キョムツァ・ラプジャンパ・ジクメ・ツルティムによる委嘱により、僧侶クンチョク・テンペー・ドンメがタツァン・ルンドゥプ僧院にて識す。


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