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『水の教え』を読む
2020.09.04
布施波羅蜜の不可思議功徳
布施とは、自己の所有権を放棄し、他者へと贈与したい、という意思そのものであり、それを志向する行動や言動をしている際の意識もまた布施である。 このページにアクセスするためには会員登録が必要です。

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『水の教え』を読む
2020.09.03
夢を追いかけて、橋の上から流れを思う
夢をみることは誰でもできるが、夢を実現するためには必ず努力が必要になる。一切衆生を対象として、彼らをすべての苦しみから救済したい、という希望を叶えるためには、必ず菩薩行を実践しなければならない。 このページにアクセスするためには会員登録が必要です。

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『水の教え』を読む
2020.09.02
黄金を求めて彷徨う者、黄金の輝きを放つ者
慈悲とは、他の衆生を対象とした楽を享受したらよいと願う意思と他の衆生を対象とした苦から逃れたらよいと願う意思とのの二つの感情を表している。 このページにアクセスするためには会員登録が必要です。

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『水の教え』を読む
2020.09.01
水面の月、三縁の大悲心
水面の月は、水面という不安定な場所に現れているものであり、それは常に揺れ動き消えてしまう可能性に晒されており、透き通った水に反射してはっきりと大きく見えているその月は、まるで月が天から落ちてきているかのように見えるが、見えている通りにそこに本当の月が存在しているわけではない。 こ […]

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『水の教え』を読む
2020.08.30
燃え盛る孤独島から、どう脱出しようとするのか
大海原のなかの苦しみに満ち溢れた孤独の島から脱出したいという思いは、小乗も大乗も共通したものである。しかし孤独の島にみんなを残して自分だけが救助されたらいいと思うのか、この孤独の島のみんなが救助されるためにどうあったらいいのか、と思うのかによって大乗と小乗の決定的な違いがでてくる […]

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『水の教え』を読む
2020.08.28
自分が一生やると決めたことを、生命を賭けてでもやり遂げるということ
無限の苦の源泉である輪廻の海から脱出するための道は、戒・定・慧の三学処を習得すること以外に他に術はない。私たちが輪廻に転生しているのは、業によって流転しているのであり、その業のすべては煩悩より起こっている。その煩悩のすべては自分自身を過剰評価している我執から起こっている。 このペ […]

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『水の教え』を読む
2020.08.25
美容に気遣って向かう新天地は永遠の美で満ちている
無限の苦の源泉である輪廻の海から脱出するための道は、戒・定・慧の三学処を習得すること以外に他に術はない。私たちが輪廻に転生しているのは、業によって流転しているのであり、その業のすべては煩悩より起こっている。その煩悩のすべては自分自身を過剰評価している我執から起こっている。 このペ […]

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『水の教え』を読む
2020.08.24
最早これ以上、こんな処に留まる価値など何もない
チベットの湖や川や北の海で楽しく群れ優雅に遊んでいる雁たちも、冬になるとヒマラヤを超えて南下してインドへと飛びたっていかなくてはならない。どんなにその場所を気に入ろうとも、そこにずっと留まっていてもよいことはない。 このページにアクセスするためには会員登録が必要です。

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『水の教え』を読む
2020.08.22
宿業の囚人、依存症との戦い
これが私である、これは私のものである。この意識は、すべての衆生に共通して、無始以来継続してあるものである。これが私である、と思う自意識は、常住不変であり、複数ではなく単一の個体であり、自由を有する堅固な存在である私、という私に対する自意識過剰から生み出される妄想から逃れてはいない […]

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『水の教え』を読む
2020.08.21
虚偽や偽善との孤独な戦い、絶え間ない自省
ガンジス河は、八功徳水の満ちた無熱悩池が流れ出る神の身体の川であり、甘美な味わいをもっているというが、海と混ざれば苦く塩味になる。現在では沐浴には使うが、聖地ベナレスでもインドの人たちでも環境汚染によりその水をそのまま余り飲むことも少なくなっている。 このページにアクセスするため […]

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『水の教え』を読む
2020.08.20
美しく希望に満ちた楽園を作り出すのか、あるいは、暗黒の暴力に満ちた地獄を作り出すのか、すべては我々次第である。
日本の夏は蒸し暑く、外には多くの虫が発生している。特に蚊や蜂や百足たちは、私たち人間が油断しているとすぐに襲いかかってくる。雨が降れば、蟻塚からできてきたありの行列が大量に移動しはじめ、夏は虫たちにとっては大いなる活動の季節である。地中に眠っていた蝉は大きな声を上げて啼いている。 […]

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『水の教え』を読む
2020.08.17
私たちはいますぐに何億光年も離れた別の銀河系にも影響を与えることができる
私たちが何故この世界に生まれ、これからどうしたらよいのか、漠然と疑問を抱きはじめたこの問いは、すべての人に共通する宗教的・哲学的なはじめの問いである。宇宙創造説・地球創造説は、遠い過去に寄せる思いものには過ぎないが、この問いの答えこそが、いまの私たちがどうあるべきなのか、そして今 […]

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『水の教え』を読む
2020.08.11
釈尊たちが率いる船に乗りこむために
しかるに仏法僧に帰依する限りは、まずは業報思想をよく理解し、不殺生などの十善業道に励まなくてはならないが、まずは業報思想の基本を私たちは理解しなければならない。 このページにアクセスするためには会員登録が必要です。

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『水の教え』を読む
2020.08.03
権現仏ではなく本地仏に対して帰依しなくてはならない理由
輪廻の濁流の彼岸には渡れない 世間の者を頼りとすべきではない 溺れる者が溺れている者のため 飛込んでも二人とも沈んでしまう 103 私たちは仏法僧の三宝に帰依することによって仏教徒であるといえる。そして三宝に帰依する限り、三宝以外の世間 […] このページにアクセス […]

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『水の教え』を読む
2020.07.22
海がどんなに広くて大きくても、小鳥の飲み水にもならない
阿弥陀如来や観音菩薩は衆生済度のための誓願をたて、一切衆生を残りなく極楽浄土へと往生させることや一切衆生のすべての苦しみを取り除く決意をし、そのためにどんな時でも、どんな場所にでも、そしてどんな衆生に対しても等しく無限の大悲心をもって衆生済度の活動を行っている。 このページにアク […]

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『水の教え』を読む
2020.07.20
難破する恐れのない、大型船で航海に出る
地獄の衆生に転生した場合、その寿命は大変長い。永遠に続くような気がするようなその長い寿命の間、私たちは地獄の苦しみを味わなければならない。 このページにアクセスするためには会員登録が必要です。

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『水の教え』を読む
2020.07.19
決して死ぬこともできない、一億年間続いてゆく激痛状態
地獄の衆生に転生した場合、その寿命は大変長い。永遠に続くような気がするようなその長い寿命の間、私たちは地獄の苦しみを味わなければならない。 このページにアクセスするためには会員登録が必要です。

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『水の教え』を読む
2020.07.15
魚たちが遡上できるように、私たちも善へと向かえる
本偈は我々の身体的行動・言動・思考様式は概ね不善を行じており、ほぼ悪趣へと赴くことが決定していることを、水が高地から低地へと流れていく現象に例えている。高いところから低いところへと川が流れるように、悪業に身を委ねて生きることは極めて簡単である。 このページにアクセスするためには会 […]

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『水の教え』を読む
2020.07.14
小さな穴に籠もるのも、そんなに悪くはないことである
死の無常とはどんな人にも平等に訪れるものである。如何に悪事を極めた人間であろうとも、如何に世の栄華を極めた人間であろうとも、如何に普通に静かに暮らしていた人であろうとも、生きている限り物質的身体は、他の消耗品と同様に次第に古くなり、消費期限を迎えて死んでゆく。 このページにアクセ […]

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『水の教え』を読む
2020.07.13
いつも波を見つめ、波に流され、波に乗り、波に溺れていく
我々仏教に関わる者は、世間の活動に過度な期待をもつことなく、常に出世間の価値観を規範として生きるべきである。何故ならば、世間の活動はいくらひとつひとつのことを達成できても、際限なく、次から次へと様々な問題が発生し、それに関わっている限り、なすべき大切なことを忘れてしまいがちになる […]