
謹啓 時下益々ご清祥のことお慶び申し上げます。平素は本山デプン・ゴマン学堂ならびにその公式支部である日本支部における各種事業に多大なるご理解・ご支援を賜り誠に有り難く、深謝申し上げます。
扨、去、チベット暦2153年4月4日(令和8年5月20日)水曜日の午前、本年のサカダワ大祭の法要の一環として、日本別院ではゴペル・リンポチェがインド・チベット・日本の仏法興隆を支援して下さる十方三世の師資・本尊・如来・菩薩・護法尊・守護天・土地神などに焼香燻浄供養を行っておりましたところ、宮島弥山の大聖院霊火堂では午前8時過ぎより火災が発生し、11時頃には鎮火されましたが、残念なことに霊火堂ならびに受付所が全焼してしまうという大きな災害がありました。
その報道を聞きすぐにゴペル・リンポチェと事務局では大聖院にお見舞いに伺いましたが、幸いなことに大規模な山火事に発展することもなく、参拝者や登山客のみなさまにも何一つ怪我などがありませんでしたし、大同元年(806年)に弘法大師空海により弥山を開創されて以来守られてきた霊火「消えずの火」は無事に大切に守られていました。
翌日より地元警察・消防による現場検証が行われた後、すぐに復興作業が開始され、焼失した霊火堂の建材は今後霊火「消えずの火」を継承するための薪として使用されるために大切に保存され、また瓦などは弥山山頂で雨水を蓄積するための池で使用されるようですが、関係寺院の日本の僧侶のみなさまをはじめとして、地域の有志をはじめ、日頃から弥山山頂を参拝なされている方、清掃ボランティアをなされている方々をはじめ実に多くの方々の善志の結集により、昨日日曜日には、災害発生から3日半という実に短期間で後片付けが一段落することとなり、今後は一日もはやい復興・再建が進められていくとのこととなりました。昨日午前中には、日本別院ではゴペル・リンポチェがターラー菩薩にマンダラを捧げて衆生済度・仏法興隆をお祈りする法要がありましたが、その際にもこの素晴らしい所依の早期の復興を祈願させて修法させていただきました。また本日も観音菩薩の憤怒形であり、デプン・ゴマン学堂の護法尊である六臂大黒天の特別供養を行われる際にも同じく早期復興祈願を護法尊衆へとお願いする予定となっております。
大本山大聖院とデプン・ゴマン学堂とのご縁は、2000年に学堂長スンチュ・ツルティム・プンツォ師の来院以来、四半世紀以上も継続しているもので、弥山開創1200年祭記念事業として、ダライ・ラマ法王猊下をもお迎えし、弥勒堂の落慶善住法要を行なっていただいて以来、毎月8日を弥勒菩薩功徳日として毎月デプン・ゴマン学堂の僧侶たちによって弥勒法の法要が行われている他、11月23日には毎年チベット密教の正式な息災護摩法要を行わせて頂いており、日本・チベットの仏教興隆の拠点として、他に類を見ない特別なご縁をいただき続けています。現在も大聖院の西広島別院では、その活動を継続させていただいております。
このようなこれまでの歴史的経緯をふまえ、この度弊会では、大本山大聖院・不消霊火堂の復興支援のため、みなさまからの温かいご浄志を募らせていただき、随時ゴペル・リンポチェによりダライ・ラマ法王猊下ご開眼の弥勒菩薩に御奉告・御祈願いただき、その全額を大本山大聖院に不消霊火堂の復興事業のために寄付させて頂きたく存じます。寄付金の使途についても、霊火堂の建造物の復興のみに留まらず、大聖院の方では、それに関わる様々な方々への食事の接待やそれに関わる僧侶のみなさまへの謝礼なども含め、広くご自由にお使いできるものとさせて募集させて頂きたく存じます。
大本山大聖院で守られている霊火「消えずの火」は、世界的に見れば、ローマやギリシアの聖火にならび、ゾロアスター教の聖火などにも匹敵する、人類史上他に例を見ない現に継承される活きた文化遺産です。世界の仏教文明のなかでも、1200年にわたり現実に継承され続けてきた、唯一無二ともいうべき極めて古い法灯であり、弘法大師空海が虚空蔵菩薩求聞持法の結願の際に炊かれた護摩の火の残り火を今日まで護持し続けてきた、極めて大きな加持を有する霊火でもあります。さらに、単に保存されてきただけではなく、常にこの火を用いて現在も仏法興隆・衆生済度のための修法に使用され続けていることを鑑みれば、国境・民族を超えて、仏教徒が今後も決して絶やすことなく継承していくべき伝灯であることは、客観的にも明らかです。
すべての衆生が常に幸せであり、苦しみを味わうことなく、仏の境地に速やかに至るようにという菩薩の祈りを、この不滅の法燈を継承していく善志をみなさまと共有させて頂けますよう、心からお祈り申し上げます。
合掌
デプン・ゴマン学堂 ゴペル・リンポチェ・ガワン・ニェンダー
一般社団法人 代表理事 野村正次郎












大聖院への直接のご支援もお願いします
大聖院では現在災害後の瓦礫の片付けなどに追われており、いまのところ以下の情報しか公開しておられません。
多くの皆様よりお見舞いのお言葉をちょうだいしております。ご心配いただき有難うございます。残念ながら、弥山霊火堂と弥山受付所は全焼しましたが、お陰様でケガもなく、弥山の山に延焼もなかったことが幸いに存じております。
明日の朝は消防署の調査がございます。午後より、復旧作業を進めて参ります。再建に向けて、歩みを進めていきたいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
合掌
皆様より早くも再建に向け、有難いお気持ちやお心をお寄せいただいております。災害のお見舞いや再建に向けてのご浄志にご協力いただける方は以下のメールアドレスに霊火堂再建の旨と、氏名、住所、電話番号いただければと思います。
[email protected]あくまでも再建に向けて、こちらは臨時の対応とさせていただきます。
おって再建計画が進みましたら、改めて、皆様にご周知する予定です。
大聖院からも後日正式な発表がございますので、それが整い次第、追ってご案内いたしますので、そちらにも直接ご連絡いただけますようお願い申し上げます。
奉納事業の概略
- 事業名称: 大本山大聖院・不消霊火堂 復興支援事業
- 志納料: 1口 金30,000円・金50,000円・金100,000円より
- 奉納先: 大本山大聖院
- 奉納内容:
- デプン・ゴマン学堂日本支部からの復興支援として、決済手数料などの経費の一切は弊会の通常経費で負担させて頂き、みなさまの志納料の全額をそのまま大本山大聖院に納めさせて頂きます。
- 毎月八日に大本山大聖院にて行っている弥勒祈願祭の際に弥勒殿にて仏前に奉告させて頂きます。
- 奉納していただいた方のご芳名録は、大本山大聖院弥勒堂ならびにデプン・ゴマン学堂日本支部にて大切に保管させて頂き、随時デプン・ゴマン学堂の僧侶によって法要の際に随喜させて頂きます。
- 奉納していただきました方の情報は、随時大本山大聖院と共有させて頂きますが、一般に公開するものではありません。
- 復興事業の進捗状況などは随時大聖院のウェブサイトなどでご確認ください。弊会でも随時ご案内させて頂きます。
- 奉納方法: 当ウェブサイトのストアからお申し込みください。
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