
みなさまゴールデンウィークは如何お過ごしでしょうか。本日チベット暦3月8日、2025年5月5日は、真光院デプン・ゴマン学堂日本別院では午前10時より、ゴペル・リンポチェはターラー菩薩の儀式を行われます。
この儀式では、仏法僧の三宝に曼荼羅世界を捧げ、その後にターラー菩薩に曼荼羅世界を捧げて、ターラー菩薩がこの地に常にお留まりください、食物や飲料に決して不足することがなく、悪魔や疫病や毒薬などのあらゆる障害や苦しみから常に救済して頂けるようお願いする儀式です。ターラー菩薩には3回曼荼羅世界を捧げ、ターラー菩薩の21の変化身への礼讃文を2回、3回、7回唱えることによって、子宝に恵まれた人は子宝を授かり、財宝を授かりたい人は財宝を授かるといったすべての衆生の希望が叶い、その障害が全くなくなるように、とお祈りします。このお祈りの言葉そのものは、もともとは大日如来がターラー菩薩を礼讃された時に語られた礼讃偈です。
ターラー菩薩のご祈願を申し込む

また明日チベット暦3月9日、2025年5月6日の16時からは、観音菩薩の忿怒形である大黒天(マハーカーラ)の特別供養を行われます。観音菩薩は観音経にも「観音力」と呼ばれる様々な功徳がございますが、その功徳をより速やかに直ちに実現して頂くために、忿怒形である大黒天のお姿をとって化現なされたのが、この大黒天さまです。この大黒天にゴペル・リンポチェはまず文殊菩薩の忿怒形である吉祥怖畏金剛尊(シュリー・ヴァジラバイラバ)に生起されて、大黒天にさまざまな供物を捧げて、請願を行われます。
両法要ともに弊会ウェブサイトではみなさまもご自身でこの同じお祈りをなされる代わりに、ゴペル・リンポチェに代理で諸尊にお祈りして頂くためのご祈願も法要の開始30分前まで受け付けておりますし、本日・明日の両日とも法要にはオンラインでの配信にて参列して頂くことも可能です。
大黒天のご祈願を申し込む
なお本日はひろしまフラワーフェスティバルの開催中のため、真光院の近くの庚午中1丁目バス停に行くための25番線のバスは本通り~河原町の区間は迂回運行しております。お参りにお越しになられる方はご留意いただけますようお願い申し上げます。
ゴールデンウィークが終わりますと日本ではしばらくお休みがございません。ゴールデンウィークの最後をみなさまと共にターラー菩薩や大黒天さまへと諸仏のご加護をお祈りできますと幸いです。
