各位
謹啓 時下、益々ご清祥のことと存じます。平素は多大なご厚意を賜わり、誠に有り難く存じます。
扨、弊会では2000年以来、毎年11月に本山デプン・ゴマン学堂より、本山を代表する僧侶をインドから招聘し、主としてチベット仏教の次世代の育成のためのチャリティを目的として、毎年チベット・日本の伝統仏教の交流活動を行ってまいりました。本年2024年11月22日より12月16日まではガリー・ゲシェー・ロサン・イクニェン師(ゲンギャウ師)をインド・ザンスカールから招聘し、現在日本に滞在されておられるゴペル・リンポチェ・ガワン・ニェンダー師とお二人で、以下の日程通りの日程にて各種法要・法話会・伝授会・交流会などを開催させて頂くこととなりましたので、ご案内申し上げます。
ガリー・ゲシェー・ロサン・イクニェン師(ゲンギャウ師)は本山デプン・ゴマン学堂の古参の上座の僧侶であるばかりではなく、本山役員である寺務総長、ゴマン学堂学校運営委員長、デプン大僧院共通運営委員といった本山の要職を歴任され、その後2003年には初来日され、2004年には日本別院を開創しすべての儀式を執りしきる経頭に就任され、2013年まで10年間日本に滞在され、その後故郷ザンスカール村のトンデ僧院(トンデ・ガンデン・レクシェー・リン)の僧院長を2013年より3年間お勤めになられた後、現在冬の間は本山デプン・ゴマン学堂に滞在され、それ以外はザンスカールにて後進のご指導をなされながら、ザンスカール村の長老の僧侶としてご活躍です。
みなさまもすでにご存知の通り、ザンスカールは標高3500mから7000mもある高地にあり、ゲンギャウ師が僧院長を務められていたトンデ僧院もチベットの聖者ミラレパの師マルパ・ロツァーワが開創した非常に伝統ある僧院であるばかりではなく、ゲンギャウ師は、現在のデプン大僧院のチベット難民居留区での復興に深く関われた大変素晴らしいお方です。
この弊会の日本別院は本年開創20周年を無事に迎えることができ、日本でも最も重要な役割を果たされて来られたゲンギャウ師に、昨年末日本で来日心待ちにされておられる方も多いため来日を打診した所快諾いただき、このたび再び日本の拠点である日本別院にお迎えさせて頂けることは関係者一同大変光栄に存じます。ゲンギャウ師とこれまでご縁を頂いたすべてのみなさま、また新しいご縁を頂けるすべてのみなさまが、万障繰り合わせの上、ご参集くださいますようお願い申しあげます。
また師の招聘事業ならびに各種交流事業にご協賛いただける釈尊の教法の施主も同時に募集させていただきますので、そちらも是非ご高配の上、ご協力いただけますようお願い申し上げます。
敬白合掌
一般社団法人 文殊師利大乗仏教会
概要
- 事業の名称:木龍歳秋季大法会 2024
- 特別導師:ガリー・ゲシェー・ロサン・イクニェン師(ゲンギャウ師)
- 開催日程:2024年11月22日〜12月15日
- 主な行事:チベット密教息災護摩・毘沙門天特別供・各種交流会・三千佛名会など
- 開催拠所:真光院デプン・ゴマン学堂日本別院・大本山大聖院・大本山浄土寺
- 参加方法:詳細は当サイトにて後日発表し、参加登録を受け付けいたします。
期間中の行事日程
- 2024年11月22日(日)10:30 釈尊降臨大祭 [詳細]
- 2024年11月23日(祝)10:30 怖畏金剛生起次第法 [詳細]
- 2024年11月23日(祝)13:00 怖畏金剛息災護摩供 [詳細]
- 2024年11月24日(日)13:00 定例法話会 [詳細]
- 2024年11月25日(月)16:00 月例師資相承供[詳細]
- 2024年11月30日(日)10:00 毘沙門天特別供養・招財法
- 2024年11月30日(日)12:30 会員交流会(広島市中区)
- 2024年12月1日(日)11:00 眞光院三鬼大権現月例祭[詳細]
- 2024年12月1日(日)13:00 定例法話会 [詳細]
- 2024年12月4日(水)13:00 諸天燻浄焼香月例供[詳細]
- 2024年12月7日(土)13:00 如意輪白多羅尊長寿成就法伝授会
- 2024年12月8日(日)13:00 大聖院弥勒祈願祭(大本山大聖院弥勒堂)[詳細]
- 2024年12月11日(水)16:00 通常祈祷法夕会[詳細] ※要検討
- 2024年12月13日(金)16:00 通常祈祷法夕会[詳細]※要検討
- 2024年12月14日・15日 三千佛名会(大本山浄土寺・尾道)
ゲシェー・ロサン・イクニェン師(ゲンギャウ師)略歴
1948年インド北部のザンスカールに生まれる。1963年にザンスカールのトンデ寺院にて出家、僧名は「ロサン・イクニェン」と名付けられる。法要や儀軌などをすべて暗記し学習した。「経頭」を1年間務めた。
1973年より深く仏教の教義を学ぶために、南インドのデプン・ゴマン学堂へ移りでガリー学寮に入る。ケンスル・リンポチェ・テンパ・ゲルツェン師(文殊師利大乗仏教会初代会長)をはじめとするゴマン学堂の善知識やラマたちに師事する。論理学・般若経学などを治める。1980年よりはゴマン学堂の事務局にて、小中学校の運営業務・学堂付設の裁縫工場長などを担当した。1999年よりゴマン学堂財務部長に就任し、2002年、新本堂落慶のための業務に従事した。ゴマン学堂護法堂にて「経頭」を務めたこともあり、学問にも各種の業務にも長け、「ゲシェー・ドランパ」(仏教博士・課程)の学位も取得している。
2003年に来日し、ケンスル・リンポチェらと正式な日本最初のチベット寺院となった日本別院を開創し、すべての儀式の責任者を務める。その後2013年まで日本に滞在され日本語も覚えられたり、占いでも活躍され多くの方々から頼りにされる僧侶として活躍された。2013年には故郷ザンスカールから僧院関係者、有力者からたちの連名で何としてでも帰国して僧院長になって欲しいとの要請があり、インドに帰国。2013年-2016年には、故郷ザンスカールのトンデ僧院(トンデ・ガンデン・レクシェー・リン)の僧院長を務められた。現在は、冬の間は本山デプン・ゴマン学堂に滞在され、それ以外はザンスカールにて後進の指導をされたり、時々日本からの参拝客のご案内などをされている。
施主募集
本事業の開催には、インド・ザンスカールからの渡航費・講師の滞在費・事業開催に関する最低限の経費などが必要となりますが、事業を通じて募集するご祈祷・ご寄付のみでは、十分な収益が見込めないことも残念ながら事実です。
本事業によって発生した収益の全額は、本山デプン・ゴマン学堂の僧侶たちの生活基金へと寄付され、同時に特別来賓のゲシェー・ロサン・イクニェン師(ゲンギャウ師)に対する謝金は、ゲンギャウ師を通じて、ゴマン学堂で学ぶ僧侶たち、トンデ僧院で学ぶ僧侶たちの育成資金として充当されます。
つきましては本事業の開催趣旨にご賛同頂き、仏法興隆・衆生済度・世界平和のためのご浄志をご寄付いただける方を以下の通り募集させていただきます。みなさまから温かいご支援をご奉納頂けますようお願い申し上げます。
- 事業の名称:木龍歳秋季大法会 2024
- 協賛金の使途:本事業の事業費
- 特別導師の招聘に関する渡航費・滞在費・謝金・各事業の開催経費など
- 協賛金が早期に多くお寄せ頂きました場合には、上記動画にあるような布薩を行うために2名の僧侶を追加で招聘することも可能となります。
- 奉納内容:奉納料 1口 30,000円・50,000円・100,000円
- 決済方法: 弊会カートよりご決済ください。
- 受領証: 受領証は日本支部でみなさまに送付させて頂きます。
- ご祈願:
- 本事業にご協賛いただけるすべての施主の方々は、期間中すべての法要にて奉読させていただきます。
- 本事業にご協賛いただけるすべての施主の方々、ならびに弊会施主会員の方々のために、事業発展・商売繁盛・無病息災・権勢増大を目的として、四天王のひとりである毘沙門天(多聞天)の特別供養・財宝成就法を11月30日に修法します。
- 授与品:本事業にご協賛いただける施主の方にささやかなインドの記念品を贈呈させていただきます。
- 決済方法: 弊会カートよりご決済ください。
- お問い合わせ:本件に関する詳細・ご質問は日本事務局までお問い合わせください。
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