2023.01.24

パーリ語とサンスクリットの伝統の比丘たちの交流プログラムがデプン大僧院にてはじまりました

2023年1月8日から20日まで、パーリ語とサンスクリット語の戒律の伝統を保有しているインド、スリランカ、タイの比丘たちとの5年間の交流プログラムの最初の交流プログラムがデプン大僧院がホストなり、開催されました。

このプログラムは、説一切有部の戒脈を保持しているチベットの比丘たちと上座部の戒脈を保持しているインド、スリランカ、タイの僧侶たちの交流を促進するためにダライ・ラマ法王の指導のもと企画されたものであり、特に布薩・安居・自恣といった戒律に関する三種類の根本儀軌をはじめとする主に戒律に関する儀式や考え方についての理解を深めるためのものです。

上座部(テーラヴァーダ)の戒脈を保持している比丘たちは約2週間デプン大僧院に滞在し、デプン大僧院に在籍している比丘たちや仏典の教授陣と情報交換をしたり、お互いの戒律の儀式を相互に紹介し合うなどして、釈尊から伝わる戒律の伝統についての学修を深めることとなりました。

左よりロセルリン学堂長、デプン座主、ゴマン学堂長

ゴマン学堂集会殿前にてスリランカとタイの比丘たち
 

 

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