2023.12.09

12月8日 再開後2回目の弥勒祈願祭:弥勒菩薩の御前にて弥勒五法の『現観荘厳論』を諷誦する

2023年12月8日(金)、2006年にダライ・ラマ法王猊下に開眼していただきました厳島大本山・大聖院の弥勒堂にて弥勒菩薩が説かれた釈尊の般若経の実践法を明らかにした『現観荘厳論』をゴペル・リンポチェが諷誦され毎月8日に行われている弥勒功徳日の法要が行われました。

弥勒菩薩の『現観荘厳論』とチャンドラキールティの『入中論』はデプン・ゴマン学堂の学僧すべてが暗唱しなくてはならないゲルク派の根本聖典のひとつであり、弊会では、ダライ・ラマ法王に開眼して頂きました弥勒菩薩の御仏前で毎月8日を功徳日と定め法要を行っております。

弥勒菩薩は現在釈尊に引き続き兜率天の衆生たちに説法を行っており、56億年後に釈尊の次の指導者としてこの地上に降臨され法輪を転じられる未来仏として有名ですが、同時にいまの私たちのように釈尊の教えを受けながらも修行を完成できない衆生たちをもその時にすべて救済されると誓われております。また釈尊の教えのなかでももっとも難解であり核心である般若経の意味を『現観荘厳論』という教法にて説かれ、それを無着尊者に託され現在でも般若経の最も権威のある注釈としてチベット仏教圏では、その解釈をもとに般若経を学んでいます。

私たち釈尊の教えを学びながらもよく実践できていない者、弥勒菩薩がこの地上に降臨されるまでの間さまざまな混乱や葛藤を乗り越えて、すべての衆生を常に慈しみ、幸せにれるよう、そしてそうあって欲しいと願ってやまない弥勒菩薩の御前にて『現観荘厳論』をお勤めさせて頂きました。先月からは大きなバター燈明の燭台にバターが満ちており、数ヶ月はこの燈明を灯すことができそうです。

次回の月例祭は、2024年1月8日 11:00AMからとなります。広島にご在住の方でも宮島に船で行くのは少し遠いとおっしゃる方もおられますが、すこし苦労をしてでも功徳を積む方が、積める功徳も高く大きいと言われておりますし、宮島は一年を通して楽しめる場所でもあり、心のリフレッシュには最適の場所です。みなさまのご参列をお待ちしております。


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