最終更新日:2020.03.18

新型コロナウイルス感染症についての本山ならびに弊会での緊急対応について

事務局

武漢に由来するCOVID-19(新型コロナウイルス)の世界的な感染拡大を予防するために、すでに本山デプン・ゴマン学堂では集会殿などを解放して、近隣の参拝者が集まらないようにしていいるだけではなく、今年度の神変祈願大祭も中止し、僧侶たちが集会する行事はすべて中止となりました。

デプン・ゴマン学堂医務局

さらにインドでも本山ゴマン学堂のあるカルナタカ州では死者もでたことなども受けて、さらに2020年3月14日よりは僧院では以下の通りの対策を取ることが決定しました。

  1. 学堂以外の場所に外出した僧侶は、自坊もしくは自寮に戻る前に、必ず各学寮ならびに学堂寺務局に届出をしなければならない。
  2. フブリなどの近隣の都市まで戻ってきた場合には、到着後そのままインドの病院で検査を受け、感染していない陰性の診断書を得なければならない。診断書の写しを本学堂医務局・学寮・師僧へと提出しなければならない。
  3. 可能であれば、診断を受けたとえ陰性であっても二日間以上はそのまま近隣都市に滞在し、経過観察した後安全を確認の上、学堂には戻るようにする。
  4. 帰堂した僧侶たちには、自坊に戻らず本学堂宿舎に宿泊設備を準備しているので、そこに必ず2週間は滞在しなくてはならない。何らかの身体的な不調により病院などに行かなければならない事態が起こった場合には、医務局の医師ジャムヤン・タシ師に連絡し助言を受けなければならない。
  5. 医師の助言に従って行動すべきであり、各人の判断によって行動することは必ず避けるべきである。

以上がゴマン学堂としての対策ですが、これに加えて亡命チベット政府からは下記のような通達が来ております。

  • 少なくとも1ヶ月間はすべての僧院で、集会を中止する。外から移動してきた訪問者については必ず2週間は経過観察をする
  • 少なくとも1ヶ月間はすべての学校も閉鎖する
  • 高齢者のための介護施設では、看護師と職員以外のすべての訪問客を断ることとする。
  • 会合・研修プログラム・各種訓練などのすべての集会行為を自粛する。
  • 亡命チベット政府の職員は中央・地方雇用を問わず、全員一律に公式な外出・訪問を避けなければならない。
  • 家族の葬儀などを除いた、結婚式・ピクニック・スポーツイベントのすべては3月末まで中止としなければならない。
  • 熱や咳・喉の痛みなどの感染症に関連する症状がある者はすべて医療機関による支援を受けるよう要請する。

リンポチェもアボをはじめとし、ゲンギャウ、ゲン・ゲレクやゲン・チャンパこれまで日本別院で活躍されていた方々はみなさま無事でのんびり自坊で仏道修行に励まれております。ゴマン学堂は2000名程度の僧侶が在籍しておりますし、お隣のロセルリン学堂、ラトゥー学堂を合わせると合計5000名以上が小さな村のようなところに共同生活をして暮らしております。だからこそ感染クラスターには細心の注意が要求されています。

またこれに伴い、亡命チベット政府の行政サービスなどもほとんどがストップしております。アボのパスポートの更新も本来ははやくても5月ころと考えておりましたが、もう少し時間がかかるようにも思われます。事務局の引越しや昨年度の残務処理なども一月末に途中までやりかけた状態で止まった状態です。

みなさまにはご心配をおかけして大変申し訳ございませんが、どうぞご理解を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。


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