2018.06.02

【2018年6月定例法話会のご案内】仏教とはすべての教えを矛盾することなく、自分のための教えとして学ぶことからはじまる

はやくも6月になり、すこしずつ暑くなってきました。サカダワ大祭も終わり、日本別院では穏やかな日々が続いています。サカダワ大祭も終わり、今月も毎月の法話会が京都・東京・広島と開催されます。

日本別院にみなさまから寄せられるご祈願とともにゴペル・リンポチェも日本でジェ・ツォンカパの『菩提道次第広論』を読む会をはじめられたことを、とても大切にしておられますし、また法王からも菩提道次第論などだけではなく仏教の科学や哲学といったものも紹介しなさいとのアドバイスを頂いておりますので、今月からはジェ・ツォンカパの『菩提道次第広論』とともに、ジャムヤンシェーパ2世の『学説規定』も合わせて紹介しながら、進めていくこととなりました。

現在読んでいるジェ・ツォンカパも次のように説かれています。

波羅蜜道とは、ブッダの仏母経典(『宝徳蔵般若経』)で「勝者の道は過去・現在・未来を問わずすべて波羅蜜であり、それ以外ではない。」と説かれる通り、仏位へと赴くための大黒柱の如きものであるので、捨ててはならない。この同じものが金剛乗でも多く説かれるので、経典・タントラの両方に共通する道である。これに基づいて、秘密真言道不共の道である、灌頂・三摩耶・戒律・二次第およびそれに付随するものを補完することによって、成仏は速疾なものとなるのであって、共道を捨てることは大いなる誤りなのである。

もしもこうした思いを持つことがないなら、それぞれの法に偽りの確信を得てしまい、それ以外のものを断じてしまい、特に上位の乗に偽りの信解を起こし、次第に、小乗蔵と波羅蜜を断じ、真言に関しても、下位の三タントラを断じてしまうことになるのであり、深く関連している、重く異熟する謗法という大いなる業障を次第に積むこととなってしまうのである。

これは仏教とはブッダになるための宗教である限り、ブッダというのはすべての教えを学ばなければならず、仏教で説かれるすべての考え方は、すべてブッダになるために必要なものであり、捨てるべきところはひとつもないということを説いたものです。このような考え方は一体どのようなことを意味しているのか、そもそも仏教というのはどのような宗教なのか、極めて基礎的ではありますが、重要な考え方について、リンポチェが伝統的な仏教理解に基づいて紹介してくださいます。

みなさま万障繰り合わせの上、どうぞご参加くださいますようお願い申し上げます。

近畿定例法話会

日時:2018年6月9日(土)13:00-16:00
拠所:住蓮山 安楽寺
〒606-8422 京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町21番地
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関東定例法話会

日時:2018年6月10日(日)13:00-16:00
拠所:GOMANG HOUSE TOKYO
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定例法話会

日時:2018年6月24日(日)13:00-16:00
拠所:龍蔵院デプン・ゴマン学堂日本別院
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