2023.12.19

2023年12月 年末の行事予定

日本別院に安置されている六臂大黒天のタンカ

先週広島では初雪が降り大変冷え込んでおりますが、みなさま如何お過ごしでしょうか。無常の冷たい風が吹くとともに本格的な冬になって参りました。先週はゴペル・リンポチェも真光院で初雪を楽しまれながら、毎日のお散歩に出かけになり、朝晩のお勤めに励まれております。また会員用の動画の収録も着々と進んでおり、年内には第1回目の配信もできるかと思います。

今週は明日水曜に緑多羅菩薩(Green Tara)の四曼荼羅供養と明後日の午後には六臂大黒天(Mahākāla)の月例特別供養を行います。本法要は毎月本山デプン・ゴマン学堂で行っているのものを日本別院でも2004年の開創以来毎月欠かさず行ってきたものです。

ゴペル・リンポチェは六臂大黒天の供養は、デプン・ゴマン学堂におられた時から化身ラマの代表として、導師や金剛阿闍梨をお勤めになられたとのことで、特に六臂大黒天はゴマン学堂の護法尊でもあり、観音菩薩の忿怒行ということもあり、ゲシェー・ラランパになるまでいつも試験の時に心の底からお願いして助けてくださってきた特別な仏縁を感じる、とのことです。

また24日の日曜には今回のご来日の最後の定例法話会があります。現在法話会では「師事作法」の箇所を解説されており、私たちが仏弟子として師のことを如何に思うべきなのか、ということを丁寧に教えてくださっています。「師事作法」は道次第論の精神修養の最初の段階の精神的な修行にありますが、ダライ・ラマ法王もこの師事作法とは大乗仏教を実践し、特に無上瑜伽怛特羅までを学び解脱と成道を目指す殊勝な弟子がどのように心がけたらいいのか、ということを述べている、入口の入口にあたる極めて重要な部分になります。

行事の詳細とお申し込み

通常祈祷法の修法とは別に今週は週末にかけて以下の修法を予定しております。多くのみなさまからの御祈願ならびにご参加をお待ちしております。

その他

2023-12-27, 2023-12-29の両日16:00からは通常祈祷法の修法を行います。


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