ここで簡単に著者を紹介すると、クンケン・クンチョク・ジクメワンポ(1728-1791)は1728年(土猿)年、ドメーに生まれ、ジャムヤンシェーパの再来であると化 […]
仏教の究極の目的とは、一切衆生がこの世の苦しみと苦しみの原因を離れた、空性を直接理解する一切智者の位に到ることに他ならない。そのためにはまず修行の基体となるものは何か、そして修行はどのように行われるのか、その結果何がもたらされるのか、とうい […]
H1には、I1基体の主張内容・I2道の主張内容・I3果の主張内容との三つがある。 I1 基体の主張内容 I1基体の主張内容についても、J1客体・J2主体との二つ […]
F1には、G1定義・G2語源解釈・G3分類・G4学説の主張内容の四つが有る。 G1 定義 それ自身の特質によって成立しているものを言説において承認する無自性論者 […]
D4の無自性論者たる中観派の学説の規定には、E1定義・E2語源解釈・E3分類・E4分類された各々の対象の説明とで四つある。 E1 定義 真実成立の法が微塵ほども […]
D3には、E1定義・E2分類・E3語源解釈・E4主張内容との四つが有る。 E1 定義 外部対象を承認せず、依他起は真実成立であると主張する仏教内部の学説論者、こ […]
B2 自派の学説の規定を若干分類した説明には二つ。C1通論・C2各論 C1 通論 無比なる説法者、釈迦王こそは、初めに最勝菩提心を御発心なさり、中間には三阿僧祇 […]
「トゥプター」という表現は造語ではない。何故ならば仏陀の聖言のなかで説かれているからである。たとえば『入楞伽経』では、 謂我二種通。宗通及言言。説者授童蒙。宗為 […]
稀有なる二資量の雪山は慈悲の煖で溶け出す 自然成就の法身の地を巡り 四種の学説の河流は分岐する 偉業の大波は天空に届く 外教の童子たちを畏怖するだろう 千万の龍 […]