『阿毘達磨倶舍論』世間品によれば、南瞻部洲の中心には、金を自性とする大地があり、その上には菩薩がそこで金剛喩定をして成仏するための金剛座がある。すべての仏がそこにおいて、成仏して見せることになっており、そこはいまのブッダガヤで、釈尊が成道した場所である。