時には足を止めて


作成日: 2012-12-06 最終更新日: 2016-09-17 作成:事務局

IMG_2281
ゲンチャンは「チベットの1日と日本の1日の長さが違うように感じる」と、日本に来て間もないチベット人が日本の印象について言っていました。

「日本は時間にとても正確で、バスや電車が時間、それも分数までピッタリに来ることにビックリしました。チベットでは約束は1時間2時間ずれるのは当たり前。友達同士だと時間ではなく“今日”とか“明日”とか大雑把に約束したりすることもあります。」

そして、「日本の時間はいつも忙しい。チベットの1日はゆったりとしていて同じ24時間だとは思えない。チベットの冬は厳しくて緑は全くないけど、日本にはこの時季でさえ緑があり、きれいな花も咲いています。だけどそれを立ち止まって見ている日本人はひとりもいません。もし花の大好きな私のお父さんが日本に来たら、其処其処に咲いている花に足を止めてなかなか目的地に着けないかもしれません。」と言って笑っていました。

チベットだけではなく、諸外国全般と比べても日本の時間はとても正確で確実。それは日本の長所とも言えるかもしれません。ただ、忙しすぎて忘れがちですが、時には目的地にどれだけ早く着くかだけでなく、道のりを楽しむ心も必要ですね。龍蔵院ではゲンチャンパがお世話して下さっている菊がまだきれいに咲いています。