現在日本別院にいらっしゃるお坊さんたちは、ゲン・ギャウとアボさんが8年近く、一番短いゲン・チャンパでも3年と、ずいぶん長期間日本で活動して下さっています。
海のないチベットと、海に囲まれた日本での食文化はかなり違うところも多く、最初の頃は色々大変だったようです。
高地で野菜が育ちにくいチベットでは生野菜や果物を食べる習慣がなかったそうですが、今ではみなさんサラダも果物も大好き、ミカンをお正月のお供えに上手に飾ったり、昼食後にお下がりの果物をいただくことも習慣になっています。
大崎上島から無農薬柑橘類と一緒に送っていただいた“ムッキーちゃん”なるミカンの皮むき器を器用につかって八朔を食べる姿は(日焼具合も含めて)、、、「瀬戸内海の島育ち?」と思わせるほどです。