2017.05.01

春季聖天大祭2017が無事に成満しました

本日2017年5月1日、穏やかな暖かい春の日、近隣の僧侶や参拝者が一同に会し、春季聖天大祭が無事に成満しました。

高橋智運住職からは、

そろそろ龍蔵院の住職を拝命して40年の月日が経ちます。その間さまざまな人がひとり、ひとりと姿を消していくことを思えば、こうしてお互いに顔を見せ、一同に集まれることは何とも有難いことなのだということを改めて感じる年になってきました。今後日本の人口減少により、高野山真言宗の寺院はいまの45%は消滅の危機に追い込まれている時世のなか、龍蔵院ではこうしてチベットの僧侶の方たちもまじえて、また遠方からのお参りの方もおられるなか、ゆっくりではあるけれども、着実によい方向に向かっているといえます。今後ともみなさんでこのお寺を細々とではありますが、盛り上げていきましょう。

とのご挨拶がありました。住職は普段は平塚市の長楽寺との兼務ではありますが、年に二回はこうして大祭のためにいらっしゃっています。またこのようにチベットの本山デプン・ゴマン学堂の日本別院と共存共栄しているという形は、日本唯一のあり方を行なっています。

次回の聖天大祭は11月1日となります。

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