作成日: 2014-10-12 最終更新日: 2016-01-20 作成:事務局

【ゲンギャウ通信「私はここにいます」】

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少し前の話になりますが、携帯電話に非通知の着信があり、もしやと思って出てみるとゲンギャウからの電話でした。

『モシモ〜シ…*×△&%#◎…』
「あ、ゲンギャウですか? お元気ですか?」
『ハイ、オ*×△ゲンキデスカ〜?』
「はい、元気です。今どこですか? ラダックですか?」
『ハイ、トンデゴンパ デス。 オトウサンゲンキデスカ? オカアサンゲンキデスカ? 〇〇サン、ゲンキデスカ? ××サン、ゲンキデスカ? △△サン、ゲンキデスカ?…(以下何人かこのやり取りが続く)』
「みんな元気ですよ。ゲンギャウ、何かほしいものはありませんか?」
『ハイ、ダイジョウブデス。…*×△&%#◎…デハ〜マタ〜』

と、一通り覚えておられるお名前をあげられて、電話は切れました。ゲンギャウらしい(笑)!
日本語も以前通りしっかり(?)され、お声も元気そうでした。

ふと、みなさんにもゲンギャウのお元気な様子をご連絡したいと思い、夏にゲンギャウのいらっしゃるトンデゴンパ(トンデ僧院)を訪問された会員Kさんに写真を送ってほしいとお願いすると、レポートもつけてくださったので、ご紹介したいと思います。

(Kさんは昨年のトンデ僧院ゲンギャウ管長就任式の際にも訪問されています。その様子もまたご報告いただきたいと思います。)

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(以下Kさんゲンギャウレポートより)
カーラチャクラ灌頂後、ゲンギャウのおられるザンスカールのトンデ僧院へお参りしてきました。

途中までの道は相変わらずの悪路でしたが、前年訪問時より半月程季節が進んでいる事が実感できる風景で、大地を覆う緑や様々な草花が絨毯のように咲き、岩棚の上にはブルーポピーの可憐な姿まで見えました。短い夏の始まりを感じさせる光景でした。

ザンスカール地方の中心、パドゥムの町はほとんど変わっていませんでしたが、町から僧院までの道は道幅も広がり、でこぼこ具合がかなり改善されていました(インドレベルでの話)。

トンデ僧院に参りました日は折しもダライ・ラマ法王の守護尊パルデン・ラモの法要が執り行われていて(明日から一年は扉が閉まる・・・とゲンギャウが教えて下さいました)幸運にもお参りし、カターまで頂く事ができました。カーラチャクラの前にパドゥムで法王様のティーチングがありましたが、その際、ゲンギャウが法王の元へお連れしたのだそうです。

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昨年、ゲンギャウのお部屋はびっくりするほど質素だったのですが、「新しいお部屋をみんなで作りました」と嬉しそうに案内して下さった建物は、窓もしっかりとして本職顔負けのできばえで、天気の良い日等暑いくらいだと仰っておられました。

僧院の行事や準備など、なかなか忙しいとの事でしたが、お元気そうで、昨年手術(白内障)をした眼の調子も良いとのことでした。

我々の為にクミ村の親戚の方がヨーグルトや新鮮なミルクを持って来て昼餉を作って下さり、ゲンギャウとお昼を共に頂き、「オ茶ドウゾ」という言葉に思わず、噴き出してしまいました。

僧院のお坊様方と過ごされているゲンギャウを見ていると、ずっと前からここの僧院長だったような風情なのに、龍蔵院におられたときとちっともお変わりなく、ふと、ここにおられるのと日本ではどちらがゲンギャウにとってお幸せなのだろうかと考えてみたりもしました。

おいとまする時、ゲンギャウは「私はここにいます」と仰られました。「オ茶ドウゾ」を聞きたくなったら、ここにくればいいのだと思ったら、しばしの別れも辛さが半分になったようです。どうかお元気で。

もし、機会がありましたら、みなさんもどうぞゲンギャウに会いにいらして下さい。

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