デルゲ版チベット大蔵経仏説部

チベット大蔵経はチベット語に訳された仏典の集大成であり、カンギュル(仏説部)とテンギュル(論疏部)から構成される。作成された場所や寺などによって、ナルタン版、北京版、チョネ版、ラサ版、デルゲ版、などの各版があります。

デルゲ版は東チベットカムのサキャ派のデルゲ僧院で木版として開版されたもので、そのなかでもデルゲ版は、デルゲ王テンパ・ツェリンが施主となり、カルマパ第十六世が監修し、シトゥ・パンチェン・チューキ・ジュンネーが1733年に編集委員長としてリタン版などをもとに開版したものです。

本チベット大蔵経はチベットから輸入して龍蔵院の内内陣に安置されているものですが、2006年11月1日にダライ・ラマ法王による日本別院のご訪問の際に法王ならびに本山デプン・ゴマン学堂の職衆によって善住開眼法要によって開眼された大変貴重なものです。

すでに龍蔵院には安置されているものですが、多くの方からご要望がありましたので、このたび納経者を募集することとなりました。

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