2019.10.01

特別祈願法の出張修法依頼に関する最低料金規定(参考)

弊会では、みなさまのご要望に基づいて、チベット仏教の総本山から派遣されたチベット仏教の最高峰の伝統を保 持する高僧の方々を、みなさまのご家庭などへと法要や法事に派遣しております。 本来チベット仏教の伝統では、法要や法事などの報酬を定めてはいけないことになっております。

しかしながら同時に律に定めるところによれば、「釈尊の定められた戒律を守って出家して暮らしている僧侶たちが必要以上に財施を行なってはいけない」という規則もあります。従いまして弊会の活動として、いくらどんな理由があろうとも、弊会の活動予算上、赤字になるご依頼を引き受けることはできません。

チべットの僧侶であろうとも、彼らが合法的に日本に滞在するには、市民税・県民税・社会保険・厚生年金を支払わなくてはなりません。また同時に弊会としても国や地方団体が発表している最低賃金以下で彼らを強制的に働かせることはできません。

我が国における相場を考えて、チベット仏教の正しい伝統を保持する後学の育成資金を充実されるため、弊会事務局では、以下の通り、謝金の目安を提示します。以下に提示しております料金はあくまでも目安ですので、具体的な法要の内容などに応じて変わってきますので、弊会僧侶に何かご依頼をされる場合には、事前に事務局にご相談くださいますようお願い申し上げます。

1日3座以上の法要の場合

『八千頌般若経』の読誦やご家庭に設置してある「毘沙門瓶」などの招福成就法の修法などの場合には、1日3座で6時間以上の法要を行います。導師や職集は何日も前から法要のために成就法の修法などを行わなくてはなりません。したがいまして1日3座以上の法要の場合には、最低限でも以下の謝金をお願いしております。法要にかかる所用時間については、施主のみなさまの願意とそれに合ったパルデンラモの占いの結果によります。

導師祈願料¥60,0001¥60,000
職衆祈願料¥30,0001¥30,000
¥90,000

1日2座の法要の場合

1日2座で2時間以上の法要を行う場合には以下の通りとなります。午前・午後と2座行うのが通常望ましいですが、修法の内容によって多少変わってまいります。法要にかかる所用時間については、施主のみなさまの願意とそれに合ったパルデンラモの占いの結果によりますので、事前にご相談ください。

導師祈願料¥50,0001¥50,000
職衆祈願料¥25,0001¥25,000
¥75,000

1日1座のみの法要の場合

1日1座で2時間程度の法要を行う場合には以下の通りとなります。午前・午後の何れかの開会となりますが、修法の内容によって午前に修法すべきものと午後修法すべきものなどがあります。法要にかかる所用時間については、施主のみなさまの願意とそれに合ったパルデンラモの占いの結果によりますので、事前にご相談ください。

導師祈願料¥30,0001¥30,000
職衆祈願料¥15,0001¥15,000
¥45,000

  • 一回の法要を行う場合には、2人以上の僧侶が一単位となります。
  • 法要の内容によって所要時間などは変わってきますので事前に事務局までご相談ください。
  • 上記料金には旅費交通費は含まれておりません。
  • 法要に使用する際の供物などは施主のみなさまでご準備くださるか、実費請求となります。
  • 旅費交通費は公共機関を利用した場合の正規料金の人数分の往復分をいただいております。
  • 法要の内容により職集人数が異なりますので、事前に事務局にご相談ください。
  • 法要はカーラチャクラタントラにもどづく暦により多少制限があることもあります。
  • 導師が高僧のため、執事が同伴する場合には別途職集が一名必要となります。
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