作成日: 2010-03-27 最終更新日: 2016-09-23 作成:事務局

【L1 母であると修習する】

輪廻には始まりは無いので、自分の生にも始まりは無い。それ故に生死を流転し、輪廻においてこの身は受けていないとか、この方面には生まれてないということは全く無いのであり、〔過去世において自分の〕母等の親族となっていない者など居ないのである、と経典では説かれている。

さらに、過去に母であっただけではなく、未来において母となるであろうから、〔一切衆生は〕自分の母であるという確固とした確信を見出なさければならないのである。何故ならば、それが生じれば、その者たちの恩を想うことなども生じやすくなるのであり、それが生じなければ恩を想うこと等には根拠は無いからなのである。