2010.04.17

チベット・スピリチュアルセミナー3

4月9日(金)第3回チベット・スピリチュアルセミナー(広島)が開催されました。

今回のテーマは「無常」について。無常を理解するためには、まず人間である意味、他の生き物との違いを理解することが大切。人間は動物と違って余裕があり、宗教的な活動ができるという恵まれた状況を活用するべきである。何ができるか?どのように生きるか?

人間も動物も病気や貧困や暑さ寒さなど苦難は同じだが最も大きな違いは、「死」を考えて来世の準備ができることである。人間は死んだ後、自分自身がどうすればいい方向にいけるのかを考えることができる。

仏教の4つの教えのひとつである「諸行無常」。生まれて来たものは全て無くなる、全て滅するということだが、言葉ではわかったつもりでも一般的には理解されていない。例えば「死」を考えるとき、いつか死ぬことはわかっているが、明日のこと、明後日のために、、、と考えたりするのは「死」をわかっていなからだ。常に死につつあることが「無常」である。

いつ死ぬかわからないと思うと「死」の恐怖が起こり、この世で大切だと思っていた金、名声など役に立たないことがわかる。悪行は後悔し懺悔し、小さな善行でさえ来世の役に立つと考えることができるようになる。

というのが、今回の「無常の瞑想法」セミナー内容の一部です。

最後に、「死」を思うと毎日が有意義になり、「死の恐怖」により善行について考えることになる。という言葉でセミナーは終了しました。自分の生き方を見つめ直すいい時間でした。

★次回は4月23日(金)19:00-20:30 の予定です。机や椅子はありませんので、楽な格好で、また座布団等必要な方は各自ご持参されることをお勧めします。

詳細・お申し込みはこちら https://www.mmba.jp/news/events/549

会場:マニーシャ http://manisha.pi-net.biz/

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