2013.09.19

彼岸花を見ずに旅立ったゲンギャウへ

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暑さ寒さも彼岸まで

一体いつ終わるんだろうと思っていたあの猛暑も、いつの間にか朝晩は涼しくなり、今年もお寺の彼岸花が白い顔(お寺の彼岸花は白いのです)を見せてくれました。

この白い彼岸花はお寺のお世話をよくして下さる方からいただいたのですが、境内の土は固すぎてうまく花がつかないので、鉢植えのまま毎年きれいな花を咲かせてくれています。

この彼岸花を見ると、ゲンギャウを思い出します。

と言うのは、、、ご存知の方も多いでしょうが、彼岸花は秋のお彼岸時季にまず花をつけ、花が枯れた後に長細い青々とした葉を茂らせます。この時季ゲンギャウはいつも瞑想のためにインドに帰られていて、日本に帰って来られた頃にはいつも“葉桜”ならぬ“彼岸葉(?)”。下さった方に「葉っぱだけの変な草を持ってきたと思われてるかもしれないから、花を写真に撮って見せてあげてね」と言われて、一度画像をお見せしたことはありますが、結局澄んだ秋晴れの下での清々しい白い彼岸花を見ないまま、ゲンギャウは帰国されました。

先日ゲンギャウから日本から届いた写真の御礼の電話がありました。電話やメールはなかなかうまく通じませんが、手紙はなんとか届くようですので、今年もきれいに咲いた彼岸花の写真をゲンギャウに送ってみようかなぁ。

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なんとなく3年後また彼岸花が咲く頃に、ゲンギャウはひょっこり戻って来られるような気もしますが...。


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