DhamekStupa
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BuddhaShakyamuniFace

VOICE NEWS

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ジェ・ツォンカパ小品集
2022.05.16
変わらぬ姿でまた集えるように
これから生を繰り返すどんな時であろうとも 悪趣やそこへと邪に堕ちゆく者たちの姿にて 私は決して生まれて来ることのないように いつも有暇具足の人身を得てゆけるように 2 これから先私たちは死んでいく。いまあるすべてのことをここに置いて、いまあるすべてのことを忘却の彼方へと追いやって […]
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ジェ・ツォンカパ小品集
2022.05.15
不特定の無限のため、不特定の無限の祈りを
namo guru mañjughoṣāya 十方のすべての勝者と勝子を礼拝せん 無辺の衆生を有から解脱させるため 無辺の祈願を純粋な意志で誓願する 欺かぬ三宝とその力を持ち給われる 仙人の力で真実の言葉が成就せんように 1 すべての人が幸せを望み、苦しみを望んでいない。自分たち […]
参学への道標
2022.05.10
宝島への参道案内として
甚深広大な数多の聖典という大海より 清浄なる聞法の妙宝を掬い上げるため 如何に為すべきかを説いたこの眼薬で 解脱を求めるすべての人の眼が開けて 一切相智の栄光を享受できますように 38 〔奥書〕以上が『顕密の聖典を如何に学習するのかということに関する教誡・宝島への参道案内』と題す […]
参学への道標
2022.05.09
如来の学校の生徒として
法の根幹にあるもの それは善悪の意志である 法の門戸を開くもの それは清浄な聞法である 法へ至っていること 現象への執着を捨てること 法の核心にあるもの 方便と智慧の両立こそにある 法を法のあるがまま 如実に行じてゆきなさい いざ 37 本詩篇『顕教と密教の仏典の学習法の教訓・宝 […]
参学への道標
2022.05.08
巡りめぐり清らかな輪をつくって
四輪具足の賢きこの所依を得たいまこそが 生の輪へ繋いでいるものを断つべきである 三輪を巡らせて論破してゆくだけではなく 三輪の法輪の意図するものを見出してゆき 三輪清浄の修行者であろうとしていきなさい いざ 36 本偈は各行に「輪」(コル)という言葉を繰り返し表現しているが、この […]
参学への道標
2022.05.07
如来からいただいた手綱を手に
駆け抜ける方へ 手綱をとるように はじめは ひとつふたつ そしてすべてが 有の方へと逸れゆくこの心という暴れ馬を 落ち着かせて乗りこなす術となっていくように 聴聞や思索が心を変革する法となるように いざ 35 馬に乗って行きたいところに駆け抜けてゆく時には、手綱を調整しながら進ん […]
参学への道標
2022.05.06
総合的であることの大切さ
深遠な境地であると礼讃するだけで満足せずに 六人の荘厳 二人の最勝者 大成就者の全員を 各自の著書の審判に迎えながら顕密のすべてを 顕彰なされている第二の勝者のこの賢き流儀へと 心のすべてを一つにして全体を掴んでいきなさい いざ 33 宗教というのは総合的なものである。それは世間 […]
参学への道標
2022.05.04
不器用で頑固者であるということ
文殊菩薩が日々教化されたことにより 勝者の密意のすべてを現観し給われた 勝者ロサンすらも語られない新解釈は 夜中に妖怪が畑仕事をする如きものである 利益よりも損害が多いので堅く慎みなさい いざ 32 仏教を学ぶ、ということは、いまから2500年前にインドで釈尊が説かれた教えを学ぶ […]
参学への道標
2022.05.03
逃げ出さないで調べてみる
殊更に思想が汚れてしまったこの時代には 命題を提唱するだけで学者と驕った人々が 未曽有の新説と称し偽情報を流布している それでも徳の少ない人の耳には入ってゆく 兎はチェルの音から逃げ出してはならない いざ 32 湖や池がたくさんある森があった。森の中には草食動物や肉食動物、さまざ […]
参学への道標
2022.04.28
大地に根を深く張り巡らせた大樹となるために
真言聖典を聞思することが目指すものとは すべての勝者が一同に意趣された定説たる すべての悉地が三昧耶の遵守を根幹とする このことに揺るぎない確信を築くためである 真の目的を決して見失うことがないように いざ 31 大地に根を張っている樹々は、誰にも気づかれはしないが、いつも根の部 […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2022.04.27
大粒の雨を降らせて
このように行じて果を成就する時 三世の勝者の仏身と彼の仏国土と 眷属 活動 寿命 請願の一切を ひとつに集めた一切のこの行法を 賢く巧みに行じ円満したその後に 永く思いを込めたこの衆生たちへ 正法の甘露で大粒の雨を降らせて 一刹那にして私が救いだすように 44 天を含む一切世間の […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2022.04.26
天空を飛び回る鳳凰のように
勝子として聖者地を学んでゆく時に 三世の勇者たちのいるすべての地を ひとつずつ私は訪ねて巡ってゆこう 鳥たちの路を飛び回る鳳凰のように 他の勝子たちにも量り得ないほどの 広大極まりない所知の要のすべてを 淀みなく知る智慧を滞りなく発動し 広大なる行法の源流となれるように 43 如 […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2022.04.25
不屈の孤高の勇者として
信解を行じて垢を浄めてゆく 過去 現在 未来に出現する 此岸の菩薩衆のなか私はいる 黄金の大地の中心の須弥山で 眼 神通 聞法を積み重ねてゆく 功徳はすべて 品位高く聳えている 稚拙な破壊のすべてを超克してゆく 援軍を頼らない孤高の勇者とならん 42 私たちが菩薩として生きる決意 […]
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2022.03.28
チベット問題から考える未来(1)
1960年3月10 日、インドに亡命し難民となったダライ・ラマ法王は、チベット難民に対して談話を発表し「本日(3月10日)は、私たちチベット人の民衆が、誤った考え方で悪しき政策を実行しようとする中共の政治的・暴力的支配に対し、個人として自由を取り戻す目的で、大規模な活動を起こして […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2022.02.26
暴力や恐怖の連鎖ではなく、愛と人道的な救済の連鎖を
菩提を行じる時にはどんな所化をも 清浄学処で自制する出家へと導かん 彼らに必要な日用品があるのならば 思うだけですべてが得られるように 40 これから先如何なる生を受けるとも この身口意で為せるすべての活動は 無限の衆生のための利益の源となり すべてが彼らのためにならんことを 4 […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2022.02.14
闇を照らして輝く沙門の荘厳とは
それを身にする者を賢者は歓喜し 導師には沙門の荘厳と讃えられる 菩薩行に従う順縁のそのすべてが 滞ることなく実現していくように 39 釈尊の教えに従い出家した梵行の沙門たち、すなわち沙弥・沙弥尼、式叉摩那、比丘、比丘尼たちは、在家の俗人が纏うような宝飾品を身につけて身を飾りたてて […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2022.02.13
如来が防衛する難攻不落の砦
牟尼王に仕え謹んで学ぶ時 広大な行の完遂を妨害する 悪劫へ導く悪魔の仕業による 障害の履歴さえ残らぬように 38 菩薩行に障害が発生する事例について、弥勒の『現観荘厳論』所収の四十六事例のうちの前半の二十三例確認した。これは、直接妨害する逆縁の存在が加行の功徳の生起を阻む事例であ […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2022.01.30
破滅をもたらす魔物たちの仕業
牟尼王に仕え謹んで学ぶ時 広大な行の完遂を妨害する 悪劫へ導く悪魔の仕業による 障害の履歴さえ残らぬように 38 菩薩たらんとする者は、どんな時も如来の教法を決して見失うべきではない。常に如来の教法こそ私たちが歩むべき一切相智へと導く道であり、如来の示したこの道だけを常に畏敬の抱 […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2022.01.17
魔者たちとは交流しない
暗黒の側面が意志を揺さぶる 集いし法行の宴も中断させる 悪魔の親族たる悪友たちとは 刹那たりとも交わらぬように 37 私たちはいつも自分に利益を得ることを好ましく思い、自分の所有物が失われ、権利が阻害されることを嫌う。自分の名前が世間で存在感があることを望み、自分の名前が世間で誹 […]
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弥勒仏への悲讃
本日のことば
2022.01.16
善き友に出会えるためにできること
牟尼が定め給える矩を踰えることもなく 勝者の家業を継ぎ 善知識を敬っている 円満な鋭根をもち 逆禍から離れている そんな清浄な者に囲まれて在れるように 36 仏教に関わり、仏教を実践していく上で、私たちひとりひとりが孤独に釈尊と向きあう、ということは、極めて重要である。釈尊がこの […]