2006.10.30

雪獅子の王が広島に舞い降りる

私たちがダライ・ラマ法王を2006年に広島にお迎えすることになったのは、実は2003年の11月に決まったことです。私たちは広島でのすべての行事がはじまる前の日の2016年10月31日に広島空港にダライ・ラマ法王をお迎えに行きました。

3年も前からすべての準備を行っていたゴマン学堂の僧侶たち、何日も前から泊りがけてきてくださったボランティアのみなさま。すべての人たちがダライ・ラマ法王が広島空港に降り立ったその瞬間に顔には笑顔が満ち、安堵の笑いが絶えることはありませんでした。

観音菩薩を出迎える

お出迎えに向かうアボとサムドゥプとボランティアの林さん

お出迎えに向かうアボとサムドゥプとボランティアの林さん

 

ゲンギャウとお弟子のペマワンゲル、そして渡邉さん

ゲンギャウの満面の笑み

ゲンギャウの満面の笑み

法王をお迎えするためにカタを準備

いつもちゃきちゃき働く頼りになるアボ

舞い降りた雪獅子の王

ダライ・ラマ法王がいよいよご到着

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いよいよはじまる夢の日々

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「いよいよはじまる夢の日々」(撮影・麻生祥代)

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写真・映像 麻生祥代aso

1972年、広島に生まれる。京都女子大学短期大学部文科国語専攻、立命館大学文学部哲学科哲学専攻を卒業。日本文学と西洋哲学を学ぶ。1997年よりオーストラリアとインドネシアにて、アジアの自然美や風俗習慣、ヒューマニズムをテーマに現地撮影取材を行う。帰国後、1999年より写真家 村上宏治氏を師として仰ぎ、2002年より村上宏治氏に同行してダライ・ラマ法王およびチベット密教文化について取材を開始する。2004年、浄土寺蔵『源氏物語絵扇面散屏風』デジタル・アーカイブス事業に着手する。 2006年、スノーボード選手・竹内智香(オリンピック日本代表)の取材を開始。『日本の美術』(至文堂)、週刊『日本の町並み No. 30尾道』(学研)、雑誌『エプタ』など多くの雑誌に写真を提供する。現在は日本の美術・仏教・文化財を内面から描写することをテーマに活動し、コラム連載なども行なっている。また尾道大学芸術文化学部の講師も務めている。

 


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